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補助事業交付式 in 川口オートレース場
競輪補助事業 2022.05.04

補助事業交付式 in 川口オートレース場

#競輪補助事業

2022年4月15日(金)、埼玉県川口市にある川口オートレース場において競輪・オートレースの補助事業交付式が行われました。
「競輪・オートレースの補助事業」とは競輪、オートレースの売り上げの一部を財源とし、様々な社会に役立つ活動を支援するものです。

今回は、2022年度に補助事業を実施する埼玉県近隣の団体を対象とした交付式です。
式典には川口市副市長の栗原明宏氏、オートレースの森且行選手(川口・25期)、競輪の佐藤慎太郎選手(福島・78期)が参列し、JKA執行理事の浅野史久から補助事業者に「補助金交付決定通知」が手渡されました。

交付式の開会にあたり挨拶をする浅野史久理事

参列された川口市副市長の栗原明宏氏
補助事業者へ「補助金交付決定通知」の手交
補助事業者代表として挨拶された「NPO法人 さいたま映像ボランティアの会」理事長の田中一成氏

■交付式出席の補助事業者
・NPO法人 さいたま映像ボランティアの会(川口市) *国際映画祭
・社会福祉法人 埼玉県共済会(さいたま市) *福祉機器
・社会福祉法人 弘優尽会(さいたま市) *福祉車両整備
・早稲田大学 人間科学学術院 井上和哉(所沢市) *研究支援
・埼玉県産業技術総合センター(さいたま市) *公設工業試験研究所等における機械設備拡充
・一般財団法人 日本成人病予防会(東京都千代田区) *検診車整備

■オートレース 森且行選手(東京都出身)のコメント
「僕は小さい頃からの夢が諦められず、23歳のときにオートレースの世界に飛び込みました。本日は僕のホームグランドである、ここ川口で競輪とオートレースの補助事業交付式が行われ、とても嬉しく思います。そして僕たちが走るレースの売り上げの一部が社会に還元され、地域の皆さんのお役に立っていることを嬉しく思います。僕は今、去年のレース中の事故で怪我をしてしまい、復帰に向けてリハビリを日々頑張っています。復帰戦ではいいレースをして場内を盛り上げたいと思いますので、そのときは応援をよろしくお願いします」

■競輪 佐藤慎太郎選手(福島県塙町出身)のコメント
「私たち選手がレースに参加したその売り上げが、社会貢献に携わる皆様のお役に立てていることを誇りに思っています。高齢者が幸せな生活を送れるような社会づくりなど、そういったことへのお手伝いが少しでもできるよう今後も気を引き締めてレースに臨んでいきたいと思います。事業者の皆様も地域社会の発展のため、引き続きお力添えのほどよろしくお願いいたします」

補助事業者を代表して挨拶された「NPO法人 さいたま映像ボランティアの会」は、「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」を毎年開催しています。この映画祭はコンペ作品の応募にインターネットを導入し、応募作品数、国・地域数が国内映画祭の最高水準を誇るとともに、若手映画監督の発掘・育成に繋がっているといいます。同時に、映画の上映や夏祭りイベントに地域住民が積極的に参加することで、地域コミュニティの持続や強化にも貢献しているとのこと。こういった学術・文化の振興のための活動にも、「競輪・オートレースの補助事業」が生かされています。

イベントホールで行われた交付式には、たくさんのファンの方々も詰めかけました。
参加した佐藤慎太郎選手は「より責任感も感じますし、今後もしっかり頑張っていきたいと思います」、森且行選手も「オートレースが行っている補助事業をもっとたくさんの方に知ってもらいたいし、そのためには僕たち選手もいいレースをしていかないといけないなと改めて身が引き締まる思いです」と話しました。
また、怪我により長期療養中の森選手は復帰について、「来年はじめくらいまでは様子を見ながらリハビリを重ねたい。(バイクに)乗ってみないことには分からない部分も多いので、早めに練習に参加できれば」と見通しを語り、佐藤選手も「焦らないことが大切。じっくり体調を見極めてから頑張ってもらえたら」とエールを送っていました。

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