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今週の注目オアシはこの選手だ!!
特集 2022.07.05

今週の注目オアシはこの選手だ!!

#立川吉幸コラム

競輪は他の公営競技と違い予想をする上でライン、並びという重要なファクターがあります。脚力では敵わない相手でもラインを組み対抗すれば勝てるのが競輪の醍醐味♪弱者が強者を破る!スカッとします!しかし、ラインを組めば必ず勝てるとは限らないのも競輪、単騎の選手を狙って一発がハマった時の快感もサイコ~です♪7月3日に行われた小松島記念決勝は興味深いライン構成になりました。地元徳島4車は太田竜馬―阿竹智史―小倉竜二の並び、大ベテラン・室井健一は松浦悠士にマークと別れました、中近は高久保雄介―志智俊夫、そして山田庸平、眞杉匠は単騎での戦いに。レースは逃げた高久保―志智の3番手から眞杉が捲り記念2度目の優勝を飾りました!強固なラインがプレッシャーになるのも競輪、単騎で気楽にが功を奏するのも競輪、やっぱり競輪は奥深くて面白い!今週も競輪ライフを豊かにしてくれる注目オアシをご紹介いたします♪

新田康仁(静岡・74期)

前期A級で15場所走り決勝外したのが1回、優勝5回、準優勝5回、直近4ヶ月の勝率66.6%、2連対率83.3%、3連対率95.8%と驚異の数字を残した新田選手!まさに格上の走り!前走6月・西武園初日特選、新田選手は照井拓成にマーク、前受けの照井が引いて打鐘6番手からカマし4コーナー出切り先行!3番手キープはA級最強の自力・橋本瑠偉!2コーナーから橋本捲ると新田選手が合わせて番手発進!3コーナー牽制しつつ踏み込み1着~!!橋本2着、橋本マークの吉田勇人が内にコース取り3着、準決勝、同県・田中孝彦を背に自力で戦う新田選手、3番手2コーナー捲り快勝!田中2着ワンツー!決勝、ここも自力の新田選手、打鐘2センター6番手から橋本瑠偉がロング捲り!2コーナー過ぎ出切った橋本が優勝!2コーナー4番手から橋本追った新田選手2着!勝ち癖ついた新田選手のS級復帰戦に注目します♪

静岡競輪FⅠ 7/8~7/10

吉田智哉(愛媛・111期)

S級ではタテに徹して奮闘した吉田選手!補充出走となった6月・久留米記念3日目、前受けから赤板突っ張り主導権、打鐘5番手から北野良栄がカマしてホーム先行!北野マークの西岡正一抜け出し1着、叩かれた吉田選手が2センター仕掛けると番手の和田誠寿伸びて2着、吉田選手3着!最終日、吉田選手が赤板抑えて先行!4番手2コーナーから中川貴徳捲ると吉田選手マークの高市訓但が3コーナー牽制!開いた内を吉田―高市3番手の郡英治が伸びて1着!3コーナー7番手の加倉正義が小川賢人から切り替え郡を追って2着、中川マークの安部達也3着、吉田選手飲み込まれ9着も2車単60,010円、3連単596,540円の超大穴を演出しました!ライン貢献して逃げまくった吉田選手ですが本来は自在性ある巧い選手だと思います!A級での連勝街道に期待します!

松山競輪FⅡ 7/6~7/8

立川吉幸(たてかわ きっこう)
立川吉幸(たてかわ きっこう)
1973年8月31日 千葉県勝浦市出身の落語家
2019年5月 令和最初の真打ち昇進 競輪歴は30年
全国各地の落語会だけでなく競輪場・サテライトのイベントでも活躍中

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