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全プロ記念競輪 直前展望!
レース展望 2026.05.20

全プロ記念競輪 直前展望!

#グレードレース展望

23、24日に武雄競輪場で「全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪」が開かれる。25日には同場で「第73回全日本プロ選手権自転車競技大会」が行われる。かつては競技大会が中心だったが、トップ選手が一堂に会する機会を生かし、現在はその前に全プロ記念競輪が実施されている。競技大会の主催は公益財団法人日本自転車競技連盟と日本プロフェッショナルサイクリスト協会、主管は一般社団法人日本競輪選手会。競技で上位入賞を果たせば、GⅠ寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメントの選考にも大きく関わってくる。

 レースの概要も普段とは大きく異なる。初日は「優秀競走」が3レース組まれており、各レースの上位選手が、2日目のメイン「スーパープロピストレーサー賞」に進出する。S級S班や競走得点上位者が選抜されるだけに、FⅡながらGⅠ級の豪華メンバーがそろう。

 初日の10Rには郡司浩平、吉田拓矢、眞杉匠のS班が出走予定。勢いのある吉田と眞杉が中心になる。深谷知広と連係する郡司が、どこまで立て直してきているかも見どころだ。吉田と眞杉、郡司と深谷の前後は流動的で、スーパープロピストレーサー賞では優秀競走と並びが変わる可能性もある。

11RのS班は嘉永泰斗、南修二、脇本雄太。この原稿を書いている段階で脇本の欠場は発表されていないが、状態面には不安が残る。むしろ、前場所の函館記念で優勝した松浦悠士や、決勝で2着同着だった嘉永泰斗の方が人気を集めるかもしれない。デキの良さなら、この2人が上位だろう。

 12Rは古性優作、阿部拓真、寺崎浩平がS班。ダービーを制した古性は中2週間以上あり、休養も十分。寺崎を目標に、ここも1着でクリアしそうだ。阿部はケガの影響もあり、S班になってから本来の走りを取り戻し切れていない。函館記念でも見せ場を作れず、準決勝で敗退した。

 順当に考えれば、10Rは吉田と眞杉、もう1人は郡司か深谷。11Rは脇本を強く推しづらく、松浦、嘉永、新山響平。12Rは古性、寺崎に犬伏湧也あたりがスーパープロピストレーサー賞に進出するとみたい。

 そのスーパープロピストレーサー賞は、栃茨勢、松浦、古性の争いか。賞金も記念競輪ほどではないが、2日間開催としては高額で、ここでの上積みが後々、グランプリ争いに影響を及ぼす可能性もある。各選手の気持ち次第ではあるが、賞金上位者だけでなく、8位以下の選手を狙ってみるのも面白い。

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