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121期ルーキーチャンピオンレース展望
レース展望 2023.02.22

121期ルーキーチャンピオンレース展望

#グレードレース展望

毎年、この季節の楽しみの一つにルーキーチャンピオンレースがあります。
今年は3月12日に、松山ナイターGⅢ最終日9レースにて行われます。
男子新人レースの総決算的なレースで、しかも一生に一度しか出られないレースに今年は誰が出場するのでしょうか?

五十嵐綾 福島
安彦統賀 埼玉
後藤大輝 福岡
山口多聞 埼玉
常次勇人 大阪
真鍋智寛 愛媛
村田祐樹 富山
東矢圭吾 熊本
纐纈洸翔 愛知

9選手が選出されました。

この中で注目は、
2月20日現在で後藤大輝でしょう。A級1,2班戦で6連勝しており、次の場所で完全優勝すればS級に特別昇級します。この実力を引っ提げて参戦してきますから、当然優勝候補の一人となります。
また、村田祐樹も特別昇級リーチをしていました。こちらもやっと本格化してきた一人でしょう。今後注目していいと思える選手です。

さて、重要なのは並びです。
これは選手たちに聞いているのではありませんので注意をして頂きたいのですが、誰がどう並ぶのかで色々展開が変わってくるでしょう。
まず関東の並びですが、並ぶのであれば、山口-安彦でしょうか。先行回数と年齢を考えると山口が前とみるのが、通常です。
中部は、纐纈-村田。九州は後藤-東矢の並びが想像できます。その他の選手は単騎、もしくは3番手と想像できます。
しかし、この並びは、あくまでも想像ですので、当日の新聞等で必ずご確認ください。とりあえず上記の想定で、レースを考えてみると、先手をとってきそうなのは後藤でしょうか。バック本数27とメンバー最多の数です。村田もバック本数が27とこちらも主導権を取りに行く選手ですが、纐纈の後ろを回るのなら話は別物になっていきます。もし前なら良い主導権争いをしてくれるに違いありません。

先行争いが起きれば、ラインが短くなり、捲りごろとなってきます。捲りが得意そうな真鍋が俄然有利になってくるかもしれません。

以上は個人について考えてみましたが、ライン的に考えるとルーキーチャンピオンではなかなか難しいのです。先行捲りは出来ても番手の仕事は、年季がいります。これが読めないというか上手くない場合が多いのであって、見様見真似の番手は失敗を招く時が多いのです。よって、ルーキーチャンピオンレースは高配当になる場合が多いんですね。ここをしっかり押さえて車券攻略しましょう!

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