9月26日にロードレース大会が行われました。雨天やコロナなどの影響で行われず、113回生・114回生以来のロードレース大会となりました。
5㎞サーキットを男子は10周、女子は8周で争われます。男女ともに最後1周の勝負になり、男子は安達光伸候補生、女子は岩元杏奈候補生が優勝しました。
今後は競走訓練が本格化します。自分の夢に向かい、競走訓練で自分の走りを掴んでほしいですね。
■優勝コメント
男子優勝・安達光伸(岐阜)
「ロードレースは久しぶりだったので少し心配な部分はありました。ラスト1周で仕掛ける予定だったんですけど、脚がけっこうきつかったので、最後のゴールスプリントになったんですけど勝ててよかったです。もう後ろを見ずに全力で踏みました。ロードレースで優勝したことがなかったのでここで優勝できてよかったです。養成所で持久力を落とさずにスプリント力がついたので理想の形に近づけたかなと思います。
これからの目標は、3回目の記録会でゴールデンキャップの獲得と卒業記念レースで自分の走りをして優勝を狙って頑張りたいです」
女子優勝・岩元杏奈(宮崎)
「優勝は素直に嬉しいです! 3周目くらいに登りで踏んでいったら3人に絞れて、最後の1周で独走で勝ちたかったけど、2人も脚があるので最後の登りで勝負になるなと思いました。北津留千羽が下りの勢いで登っていったんで、私もきつかったけどついていって、ガンガン踏んでいって優勝できました。
全日本ロードで初めてロードレース観戦する側になり、なんだか走っている選手がカッコいいなって思って、応援にハマる人の気持ちがわかりました(笑)。本気でツール・ド・フランスを見に行こうと思いました。
今後の目標は、競走訓練が始まるので自分は魅力ある走りがしたいので、先行でいかに勝利を増やしていけるかが目標です。あと第3回記録会でゴールデンキャップを獲得したいと思います!」
男子グループ優勝・B
チーム代表・中田拓也(広島)
「チーム皆で勝ち取ったグループ優勝なんで嬉しいです! 個人優勝できなかったのは悔しいですが、でも、残っていた自分のロードレーサーとしての灯は完全に消えて、競輪の灯の方が燃えるのを感じました。全日本ロードでかつての仲間を頑張れーって応援していて、もう自分は競輪選手になったんだなって思いました。
次の目標は、競走訓練が始まっているんで、究極の自在屋になりたいという思いが芽生えてきました。兄弟子の町田大我選手の先行も越えたいし、差し脚も伸ばしたいし、ロードレースで培ったレース勘を活かしていきたいです。負ける時もあると思うけど、1個1個頑張っていきたいと思います」
女子グループ優勝・C
チーム代表・岡田優歩(和歌山)
「練習の時よりも天候がよくて皆で頑張って走れました。グループでの目標は優勝で、表彰のギリギリ前に知ったんですけど、何か嬉しくて皆でハイタッチしました。皆が頑張っていたので自分も頑張ろうと思いました。
これから競走訓練が始まるので自力で頑張りたいと思います!」