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松浦悠士が史上初のサマーナイトフェスティバル連覇!
インタビュー 2022.07.27

松浦悠士が史上初のサマーナイトフェスティバル連覇!

#シューティング・スター・プレス

#シューティング・スター・プレス #松浦悠士

松浦悠士(広島・98期・S級S班)

昨年の第17回大会に続き、松浦悠士選手が『第18回サマーナイトフェスティバル(GII)』優勝を飾りました。18回までの歴史の中で連覇した選手はおらず、松浦選手が初めてになります。夜に強い選手がこの大会を勝った時は“夜王”と言われますが、松浦選手はあまりそういうイメージがないですね。優勝した次の日も玉野競輪場で練習していくと言っていたほど、練習熱心な松浦選手。目標の賞金王を目指す松浦選手の後半戦が楽しみですね!

地元地区の大きな声援に、優勝で応えることできて本当に嬉しいです!

-まずは喜びの声を聞かせてください。

「サマーナイトフェスティバルの連覇が史上初ですし、地元地区のGIIで優勝できたことが嬉しいです!」

-レースを振り返ってどうでしたか?

「犬伏(湧也)君が落ち着いて仕掛けてくれて、チャンスを作ってくれたので、結果で応えなきゃいけないなというのは残り1周前から思いました」

-別線に様子はどういう風に見ていましたか?

「ホームで犬伏君がしっかりかかっていたので、これはなかなか仕掛けられないぞって思っていました。打鐘ぐらいのスピードも準決勝ほど踏んでなかったのでしっかり残るかなと思って、ワンツーを狙っていこうと思ったんですけど、最終3コーナーあたりから犬伏君が失速してきたので、そこはうまく切り替えられたかなと思います」

-ゴールまでの手応えはどうでしたか?

「ちょっと待ち過ぎた分、最後は自分で踏み上げる形になったのでちょっときつかったですけど、しっかり犬伏君がスピードある先行してくれたおかげで後続も脚を消耗していたので、そういう意味でなんとか押し切れたかなと思います」

-ゴールした後の声援はどうでしたか?

「たくさん応援してもらっていたので、最後踏み込んで、ちょっと危なかったんですけど(苦笑)、冷静な1着だったなって、皆さんの声援に応えることができました」

-中国地区のビッグレースでしたが走っていてどうでしたか?

「まずは調整しやすいというのが一番大きいですし、こうやって結果も出せたので、これからもっともっと中四国で特別競輪をできたらいいなと思いました」

-これで賞金を積み重ねましたし、その辺りはどうですか?

「前半戦では特別競輪を優勝できなかったですし、ここでこうやって結果を出せたことがよかったなっていう思いと、賞金王が目的なのでそこに向けて一歩前進できたなっていうのがあります」

-これからの目標は?

「優勝が昨年よりもちょっと少ないので、もっとも決勝戦でしっかり結果を出したいなというのはあります。それと、もっと魅力のあるレースをしっかり見せたいなって思います」

-具体的な目標はありますか?

「もちろん賞金王です!」

-ファンの皆さんにメッセージをどうぞ。

地元地区でたくさん応援していただいて本当に嬉しかったですし、こうやって結果で応えることができて本当に嬉しいです! 今後も応援よろしくお願いします!!」

松浦悠士(まつうら・ゆうじ)

1990年11月21日生まれ。身長168㎝ 体重73㎏

Q連携してみて犬伏選手はGIでどのくらい活躍しそうですか?

「準決勝のスピードがあったら、脇本(雄太)さんに対抗しうる存在かなとスピード的には感じました。今回のサマーナイトフェスティバルの準決勝はビッグレースの中でもかなりいいメンバーだったと思うし、今回しっかり結果が出せたということはGIでもしっかり決勝に乗れるということだし、もちろん優勝まで見えてくる選手だなって思います。小松島GIIIの二次予選で初めて連携した時に、あれ? って感じだったので、しっかり調整というか、いつも同じ力が出せる状態にもってこれれば、しっかり結果の出せる選手だなと思います。楽しみですね!」

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