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眞杉がサマーナイトフェスティバルを制し、後半戦への狼煙を上げる
インタビュー 2024.07.24

眞杉がサマーナイトフェスティバルを制し、後半戦への狼煙を上げる

#シューティング・スター・プレス

第20回サマーナイトフェスティバル(GII)の決勝戦、脇本雄太選手と北井佑季選手が叩き合い、その後ろを古性優作選手が捌き、北井選手の後ろに脇本選手がハマる展開になりました。最終バック前から眞杉匠選手が仕掛けると古性選手が何度もブロック。しかし、それを凌いで眞杉選手が捲り追い込んで優勝を決めました。

今年は年頭からケガに苦しんだ眞杉選手、その悔しさを後半戦にぶつけていきたいと話します。9月には地元・宇都宮競輪場で共同通信社杯もありますし、今年もグランプリ出場を目指すためにも眞杉選手の後半戦の巻き返しに期待と注目が集まります。

自分のスタイルを崩さず、GIを獲ってグランプリを確定させたいです!

-優勝のお気持ちは?

「前半戦は苦しかったので、後半は(この優勝で)いいスタートが切れたと思います」

-S級S班になって初めてのビッグレース優勝ですね。

「ほぼ決勝進出もなかったので、ちょっと苦しい時期が続いたんですけど、ここからなんとかという感じです」

-決勝戦は、どのように考えてましたか?

「決勝は早めに仕掛けようと思ったんですけど、ちょっと並びが想定外で、けど、結果的にはいい位置になったと思います」

-前の方で南関東と近畿がやり合ってましたけど、どう見ていましたか?

「そうですね、前がすごいかかりだったので、あれを自分で出て行けるようにならないとって思いました」

-脇本(雄太)選手が仕掛けて、すぐに眞杉選手も仕掛けていきましたがどうでしたか?

「いやもう、終始苦しかったです」

-古性優作選手は?

「だいぶいいブロックでした(苦笑)」

-4コーナーも?

「はい、かなり苦しかったです」

-それを乗り越えてどうでしたか?

「いやー、なんとかっていう感じでした」

-ゴールした時は?

「(吉田)拓矢さんとワンツー決まってよかったです!」

-この優勝で、賞金も上積みしましたね。

「前半で落車が続いて、だいぶ出遅れていたので、ここからしっかり盛り返して、グランプリを目指していきたいと思います」

-今後、どんな走りをしたいですか?

「しっかり自分のスタイルを崩さずに、GIを獲って、グランプリを確定させたいです」

-ファンの皆さんにメッセージをどうぞ。

「サマーナイトフェスティバルも応援ありがとうございます。不甲斐ないレースが続いていたのですが、ここでようやく優勝することができました。後半戦はしっかり自力を出して先行して、GI優勝を目指して頑張りますので、応援よろしくお願いします!」

     

眞杉匠(ますぎ・たくみ)

栃木・113期・S級S班 1999年2月1日生まれ。 身長175.6㎝ 体重76.0㎏
Q 練習仲間の小林泰正選手や森田優弥選手らの成長もすごく、切磋琢磨する仲間の存在は大きいですか?
「大きいですね。皆で高め合っている感じはあります。泰正は今年2回GI決勝に乗っているのに、自分はそこに乗れてない悔しさもあったので、その悔しさは後半戦にぶつけていきたいです。皆で決勝にあがって、獲りっこできるようになりたいです」

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