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松浦悠士が念願のグランプリを制した!
インタビュー 2024.01.10

松浦悠士が念願のグランプリを制した!

#シューティング・スター・プレス

KEIRINグランプリ2023を優勝し、松浦悠士選手が2023年の賞金王に輝きました。5年連続5度目のグランプリ挑戦で念願の優勝を掴み、インタビューでは感極まって目には涙が浮かんできた姿は印象的でした。
2023年は大きなケガもあり、松浦選手としては苦しい時期もあったことと思いますが、最後に最高の結果を手にしました。
しかし、その結果に満足することなく、もっと強くなりたいと語る2024年の松浦選手の走りに期待はさらに高まりますね。

もっといい選手になれるように精いっぱい頑張りたいと思います!

-まず優勝の気持ちから教えてください。
「もう嬉しいのひと言です!」

-レースを振り返って、清水裕友選手との連携はいかがでしたか?
「強い気持ちで裕友が頑張ってくれるということだったので。展開は新山(響平)君が先行すると思っていたので、しっかり我慢して弛んだところを捕らえていこうという作戦でした」

-レースが動いていって、脇本雄太選手が横を通過していった時はどうでしたか?
「ダッシュもすごかったですし、裕友も近畿ラインにスイッチしようとしてくれて頑張ってくれたんですけど、深谷(知広)さんが上手くけん制を入れる形になったので、ちょっと早かったんですけど切り替えさせてもらいました」

-そこは苦しい判断でしたか。
「そうですね、本当に『ごめん…』って思いながら、過去には失敗しているので、早めに切り替える形になったのは申し訳なかったです」

-その後、深谷選手を追っていってどうでしたか?
「深谷さんが近畿ラインを捕らえてくれれば、自分にもチャンスがあると思って、前を見ながら、立川は外も伸びるので間に合うかなと思っていました」

-最後の直線を踏み込んでいきましたが、優勝の実感はどこでしたか?
「ゴールした時でしたね。踏み込んだ時の感触がよくて、ゴールした瞬間は獲ったと思いました」

-いかがでしたか?
「本当に歓声もすごくて、最高に気持ちよかったです!!」

-常々グランプリのことは口にされていましたが、目標達成していかがですか?
「選手としてまだまだゴールではないので、これからももっともっと頑張っていって、色んな人に迷惑もかけましたし、支えてもらったので、少しずつでも皆さんに恩返しできるような選手になれればいいなと思います」

-デビューした頃にこの姿は想像できてましたか?
「全くできてません!(笑) でも、選手として年数が経つにつれ、目標も修正できていましたし、まだまだ自分はこれからも成長できると思っているので、もっといい選手になりたいなと思っています」

-2024年は1番車ユニホームになりますが、どうですか?
「スタートをお願いされると思うので、身体を傷めないように(笑)、頑張っていきたいと思います」

-最後にファンの皆さんへメッセージをどうぞ。
「たくさんの応援ありがとうございました。ようやくグランプリを優勝できて嬉しいです! もっともっといい選手になれるように、皆さんの前で精いっぱい頑張りたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします!」

松浦悠士(まつうら・ゆうじ)
広島・98期・S級S班 1990年11月21日生まれ。 身長168.0㎝ 体重73.0kg
Q 久しぶりに規制のない中でのグランプリでしたが、どうでしたか?
「たくさん応援していただいて、もう自分の中では獲るには今回しかないくらいの気持ちで臨んでいましたし、結果が出せて嬉しいです」

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