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ルーキーシリーズ2023プラス
インタビュー 2023.10.18

ルーキーシリーズ2023プラス

#新人インタビュー

熊本競輪開設73周年記念「火の国杯争奪戦」in久留米(GⅢ)の最終日6レースに『ルーキーシリーズ2023プラス』が行われました。

123期7名による久々の同期だけのレース、今回はラインを組む選手が多かったです。半田誠選手と佐藤壮志選手の熊本勢、梶原海斗選手と長松空吾選手の九州ライン、青木瑞樹選手と都築巧選手の中四国ライン、竹澤雅也選手だけが単騎となりました。

熊本勢が勢いあるレースから見事に熊本記念で優勝を飾りました。そして、2人ともS級にあがって熊本の先輩たちに続きたいと話していました。

■出場選手
1番車・佐藤壮志(熊本・123期)
2番車・青木瑞樹(岡山・123期)
3番車・梶原海斗(福岡・123期)
4番車・都築巧(高知・123期)
5番車・長松空吾(大分・123期)
6番車・竹澤雅也(福井・123期)
7番車・半田誠(熊本・123期)

 

■レース展開
佐藤壮志がスタート取って半田誠、佐藤の熊本勢が前受け、その後ろは青木瑞樹、都築巧、梶原海斗、長松空吾、竹澤雅也の並びになった。赤板で梶原が車をあげるも、打鐘前で青木がさらに前に出た。打鐘過ぎに一気に半田がカマしていく。3番手以降は車間が空き、車間がつまる前に半田の勢いをもらって、番手から佐藤が捲っていく。そのまま佐藤が押し切って優勝。内をついた都築が2着。外伸びてきた長松が3着に入った。

スタート
周回
赤板
最終ホーム
最終バック前
ゴール

■選手コメント

優勝の佐藤壮志
「(半田)誠からは前か中団か、後ろじゃなければいいと言われていたので、どっちかは取ろうと思ってしっかりスタート踏んだけど誰も出なくて、すんなり前を取れました。昨日からもう誠が気風よく行ってくれるって言っていたので、それについていくだけでした。ホームで後ろを見たけど、誰も来てなかったので最終バックまで待とうかと思ったけど、あれだけ誠が頑張ってくれているのに捲られてしまってはムダにするので、来ていなくても自分の行けるところから踏んで行こうと思いました。結果的にはもうちょっと遅くてもよかったかなと思うんですけど、でも、今の自分にできる最大限はできたかなと思います。お客さんも多く、自分たち熊本勢の応援をたくさんしてくれたので、嬉しかったですね! 熊本勢の先輩たちが団結して頑張っているので、自分もそこに入れるように頑張っていきたいので、力をつけていきたいと思います!」

 

2着の都築巧
「ペースも早かったし、青木もきつかったって言っていたので、青木がきついってことは、僕はもっときついので。2センターで接触していた音がしていて、内も空いていたし、行かせてもらいました。車券に絡むことが目標だったので、連に絡めたのでよかったと思います」

 

3着の長松空吾
「半田君がずっとかかっていて、ずっとハイペースだったので梶原君も行けなかったんじゃないかと思います。前がごちゃごちゃしていて、内を見る余裕もなかったので、最後抜けたらっていう感じでした。いつもとは違うので楽しかったです。あんまり番手を走ることはなかったので、いい経験ができたなと思います」

 

4着の青木瑞樹
「中団を取れたのはよかったんですけど、そこから車間がつまらなかったので、ちょっと脚がなかったですね。練習が足りないですね。A級1、2班戦でレースの勉強をしつつ、脚をしっかりつけていって、S級でしっかり戦えるように、上を目指して頑張っていきたいと思います」

 

5着の竹澤雅也
「前々にいけたのはよかったけど、2コーナーで捲りにいって、捲れなかったので、練習あるのみですね。同期で戦うのも久々でいいきっかけになったので、また頑張ります」

6着の半田誠
「行けるところで行こうと思っていたので、タイミングを見極めて行けたのでよかったです。これからは自分よりも脚がある人たちと走っていくことも増えていくと思うので、ゴール線まで勝負できるようになっていきたいですね。声援もすごくて、久しぶりに緊張しました(笑)。次は(嘉永)泰斗さんたちと上の地元GⅢで、今回以上の声援がもらえるように頑張りたいです!」

7着の梶原海斗
「突っ張ろうと思っていたんですけど、全然脚が回らなくて、出させてしまったら思っていた最悪の展開になってしまい、捲れませんでした。自分の脚のなさがまねいた結果でしたね。練習して、また頑張ります!」

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