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直送!競輪場便りfrom久留米競輪場 廣木まこ(福岡・118期)L級1班 30歳
インタビュー 2024.05.08

直送!競輪場便りfrom久留米競輪場 廣木まこ(福岡・118期)L級1班 30歳

#競輪場便り

地元GⅠ出場の経験を今後のステップに!

 もともとポテンシャルの高さには定評があったが、昨年暮れから一気に本格化。11月の伊東以降の普通開催では全て決勝に進出し、予選で連に絡むケースも格段に増えた。見た目の雰囲気がガラリと変わったのもちょうどその頃だが、それはたまたま。外見以上に〝中身〟が大きく進化していたのだ。
「以前は探り探りで迷っていて、着を拾うようなレースが多かった。時々強い人を相手に穴を出せても、次の日が全然ダメだったりした。でも今はタイミングを逃さずに仕掛けることを意識していて、それができるようになってきた。次につながるようなレースを続けてきた積み重ねが(成績が上がった)要因のひとつだと思います」

 そんな充実期に、ホームバンクの久留米で行われたGⅠ・オールガールズクラシックに出場。勝ち上がりこそ逃したが、強敵相手にも怯むことなく積極果敢な走りを披露して、しっかりと爪痕を残した。
「出られるだけで光栄なことだけど、せっかくだしレースで存在感を示せたらいいな、とは思っていました。予選は結果こそ7着だったけどあのメンバーの中でホーム線とバック線を取れて、上がりタイムも12秒台だったのでやり切った感はありました。ただ2日目は2着を取れる展開でハコ4。最終日も先頭にすら立てずと、全体的に脚力が足りなかったです。それでも初めて出場した松戸大会の時より〝GⅠでも戦える〟と手ごたえを感じることはできた。良かった部分もあったし、修正点もたくさん見つかった開催になりました」と激闘の3日間を振り返った。

 地元GⅠの舞台を経験したことで、新たな目標もできた。「そもそもデビュー直後は46点しかなかったんです。GⅠに出られるなんて夢にも思わなかったけど、こうやって地元でGⅠを走ることができた。最近はレース内容を褒めてもらえることも多くなっているし、脚力も付いてきて着実に成長できているのかなって。こうやって一生懸命頑張っていればまだ強くなれると思うので、もっと練習を頑張って、今度はGⅠで車券に絡めるようになりたいです!」と力強く語った。

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