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直送!競輪場便りfrom 立川競輪場 内山雅貴(静岡・113期)A級1班
インタビュー 2024.04.10

直送!競輪場便りfrom 立川競輪場 内山雅貴(静岡・113期)A級1班

#競輪場便り

恩返しを心に誓って――

 4月の立川競輪FⅠシリーズで、内山は「恩人」の根田空史と約4か月ぶりに再会を果たした。

 23年12月の静岡S級シリーズ――

 南関勢は地元の内山と岡村潤、そして根田の3人が決勝に進出。そしてその決勝は根田が地元勢を引っ張る形の並びになった。レースは後ろ攻めから抑えて駆けた根田がジャン過ぎからピッチを上げて主導権。これに乗った内山が番手から抜け出して嬉しい嬉しいS級初Vを地元で達成した。1月からの降級が決まっていた内山は「(S級に)戻ってくるまでにもっと脚力を上げて、恩返しができるように」と心に誓い、半年間の〝A級修行〟へと向かったのだった。

 降級後、3か月間で4V。優出を逃したのは一度だけで3連対率も高い数字を残している。前期S級に恥じないまとまった成績を収めているように見えるが、本人はこの数字に1ミリも納得はしていない。

「結果にももちろん満足していないですけど、とにかく内容が…。今期も残り半分なのでここからマジで気合入れていきます。今のままでは根田さんに合わせる顔がないので」

 そう話していると、ちょうど根田が内山のもとにやってきた。約4か月ぶりの再会。そして根田は「頼むよ、早く(S級に)上がって引っ張ってよ(笑)。待ってるから」と笑顔で発破をかけた。

 降級の原因となったケガの影響はほぼなくなり、来期からはS級上位を目指す戦いが始まる。「大きいレースで根田さんの前で頑張るのが目標。早く根田さんに恩返しができるように」と語っているが、そのためには内山自身がビッグレースに出場する選手に成長しなければならない。「今のままではダメだし、もっと力を付けないと。練習ももっとガシガシやります!」

 S級初Vをプレゼントしてくれた恩人と顔を合わせたことで、「早く恩返しをしたい」という思いをますます強くした。この感謝の気持ちを原動力にして、トップレーサーへと駆け上がってみせる!

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