2017年以来のガールズグランプリ優勝に輝いた石井寛子選手。
2023年のガールズグランプリに出場できず連続出場は途切れてしまう悔しさを味わいましたが、2024年は優勝で締めることができました。
それも応援してくれる方々のおかげと優勝者インタビューでも何度も感謝を口にする姿が印象的でした。
ベテランと言われるようになった石井選手、応援の声が追い風になり、さらに進化を続ける彼女から目が離せません。
2017年に優勝した時よりもすごく、すごく嬉しいです!!
-2度目のガールズグランプリ優勝の感想はいかがですか?
「2017年に優勝した時よりもすごく、すごく嬉しいです!」
-レースを振り返って、どう考えていましたか?
「緊張するのはもったいないと思って、楽しみたいなという気持ちでした。7番車だったし、前々はムリなので後ろ攻めで行こうかなと思いました」
-位置が決まる中、坂口楓華選手が前に来るなどの動きがあったと思いますがどう見ていましたか?
「坂口さんはダッシュも持久力もあるので、(6番手から)きっと動くだろうと思っていました」
-実際、最終ホームからの動きはどうでしたか?
「全体的に後ろから見えたので、誰も動かないというのは確認できて、坂口さんが出切ってついていってよかったなと思います」
-そのまま2番手で最終バックをむかえた時は?
「最終バック2番手は『どういう状況だろう!?』ってパニックになったんですけど(笑)、一番いい位置だなって冷静に考えられて、いつも通り焦らないと決めて踏めました」
-脚が三角に回るとはよく聞きますが、どうでしたか?
「普段やっていることを出せたイメージもあるし、ちょっと迫ってくる感覚もあったので、最後はガムシャラに走ったんですけど止まった感じはなくて、いつも通り進みました」
-ゴールした時はどうでしたか?
「楽しんでいたので、夢のような感じで、緊張もそれほどしていなくて、終わってから『あっ、ガールズグランプリだった!』みたいな感じで、終わってから『おめでとう!』って言われて、やっと実感が湧きました」
-たくさんの観客がいてどうでしたか?
「たっくさん名前を呼んでくださっていて、その方たちに向けて走りたいっていう気持ちが強くて、本当にパワーをもらって背中を押してもらえました」
-2023年は出場できなかった悔しさもあったと思いますが、2024年は振り返ってどうでしたか?
「2023年ガールズグランプリに出れなかったことを自分以上に悔しがってくれた人が本当にたくさんいたので、その人達のために頑張ろうっていう気持ちでした。それと、ちょっと夏まではガールズグランプリ圏外かなという気持ちもあったんですけど、最後まで諦めないで走って、一年通してもガマンした一年だったと思います。」
-ファンの皆さんにメッセージをどうぞ。
「応援ありがとうございました! 2025年も応援してくれる人達に恩返しできるように、感謝を込めて一戦一戦頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします!!」
石井寛子(いしい・ひろこ)
東京・104期・L級1班 1986年1月9日生まれ。身長160.2㎝ 体重59.5㎏
Q 前検日では2024年は100点と言っていましたが、優勝した今は?
「200点です!」