第129回生は伊藤京介候補生、第130回生は川上いちご候補生が優勝
第129回生(男子)・第130回生(女子)の第2回トーナメント競走が、2月24日から25日までの2日間にわたり、JKA250バンクで行われました。
第129回生は、初日に予選1回戦・2回戦を実施し、着位順位1位から18位までが2日目の準決勝へ進出。2日目は午前中に行われた準決勝3レースを勝ち上がった6名が決勝戦に進みました。
第130回生は、初日に予選1回戦・2回戦、2日目の午前中に予選3回戦を実施し、着位順位上位6名の候補生が決勝戦に臨みました。



第129回生決勝戦 決勝メンバー
1番車 伊藤京介(予選2・1、準決勝1)
2番車 中村嶺央(予選2・1、準決勝1)
3番車 田中衛太(予選1・3、準決勝1)
4番車 吉川敬介(予選1・3、準決勝2)
5番車 横溝貫太(予選1・3、準決勝2)
6番車 兒島直樹(予選1・2、準決勝2)
レース展開
周回の並びは、5番横溝、3番田中、4番吉川、6番兒島、1番伊藤、2番中村。ペーサー退避から6番兒島が上昇して先頭へ。残り2周のホームを過ぎると、後方から1番伊藤が動き、2番中村もこれに追走しました。バックで先頭に立った1番伊藤がそのまま先行して残り1周へ。2番中村、5番横溝、3番田中と続き、6番兒島、4番吉川は後方での展開となりました。
ゴールは1番伊藤が逃げ切って1着。伊藤を追走した2番中村が2着、3着には5番横溝が入りました。
結果
1位 伊藤京介(三重) 先行
2位 中村嶺央(千葉) マーク
3位 横溝貫太(福岡) マーク
4位 田中衛太(長崎)
5位 吉川敬介(東京)
6位 兒島直樹(福岡)








伊藤京介候補生 コメント
「養成所生活の中で、記録会や第1回トーナメントも含めて、まだ一番になったことがなかったんですけど、今回の優勝でやっと一番になれました。9カ月間頑張った結果がようやく出て、素直にすごく嬉しいというのが今の気持ちです。決勝戦は並びが後方からのスタートで不利な展開だったんですけど、臨機応変に冷静な判断で自分のやりたいレース運びができたので、100点満点のレースだったんじゃないかなと思います。今回のトーナメントでは、いつもと少し乗り方を変えてみたんですけど、まだ外のバンクでどうなるかが分からないので、僕自身、卒業記念レースに向けてワクワクしています。卒業記念レースでもしっかり優勝して、もう一度、養成所のナンバーワンだというところを皆さんにお見せできたらいいなと思います」

中村嶺央候補生 コメント
「予選と準決勝をいい感触で勝ち上がれて、初めて乗った決勝戦だったんですけど、やっぱり伊藤候補生が強かったです。並びで伊藤候補生が5番手を引いて、自分はその後ろだったんですけど、伊藤候補生のダッシュに乗っていくか、自分から動くか、レースをしながらも迷い続けていました。結果的に伊藤候補生のすごいダッシュが来たので、必死に食らいついていったんですけど、最後は伊藤候補生まで届きませんでした。なかなかタイムに見合った競走ができなくて、かなり悩む時期もありましたが、トーナメントの少し前に3連勝できたりと、壁を乗り越えるきっかけもあったので、今回は自信を持って臨むことができました。卒業記念レースはたくさんのお客様が来るレースなので、期待に応えるのはもちろん、最後まで諦めない走りで頑張りたいと思います」

横溝貫太候補生 コメント
「3着という結果には悔しさも残る半面、第1回トーナメントでは乗れなかった決勝に乗れて、着に残れたので、そこはよかったかなと思います。伊藤候補生が来たところくらいで僕も行こうか迷っていたので、そこでもうワンテンポ早く踏めていれば、という思いはありますが、今回のトーナメント自体は調子もよく、いい手応えがつかめました。養成所生活の中で、だいぶ脚がついてきて、長く踏めるようになってきているなと感じています。卒業記念レースでは、先行主体で自分で展開を作って、優勝を目指して頑張ります」
第130回生決勝戦 決勝メンバー
1番車 小原乃亜(予選1・1・1)
2番車 川上いちご(予選1・1・1)
3番車 山田南(予選1・2・1)
4番車 伊藤梨里花(予選3・1・2)
5番車 清水美海(予選2・2・2)
6番車 古山稀絵(予選4・4・2)
レース展開
周回の並びは、1番小原、4番伊藤、3番山田、2番川上、6番古山、5番清水。残り2周半で6番古山が先頭へ上がると、残り1周半では3番山田が上昇。これに合わせて1番小原も前へ踏み込みました。前に出切った1番小原の先行で残り1周へ入り、3番山田、2番川上、4番伊藤が追走。最後の直線では、逃げる小原をとらえた2番川上が1着となり、2着に1番小原、3着には後方から追い込んだ5番清水が入りました。
結果
1位 川上いちご(千葉) 追込
2位 小原乃亜(岩手) 先行
3位 清水美海(神奈川) 追込
4位 伊藤梨里花(愛知)
5位 山田南(千葉)
6位 古山稀絵(静岡)








川上いちご候補生 コメント
「1着というのは素直に嬉しいです。ただ、レースとしては自分のやりたい内容ができなかったので、ちょっと悔しいなと思います。小原候補生に先に行かれてしまい、自分の持ち味を出せなくなってしまったんですけど、あそこで冷静に判断して、もう一回行けるチャンスを見つけて行けたのはよかったかなと思います。今回のトーナメントではいろいろなパターンを試せましたし、予選に関しては全てのレースで自分の力を出し切れました。第1回トーナメントでは着にこだわりすぎて勇気を持てなかったんですけど、競走訓練をしていく中で、着よりも内容重視に考えを切り替えられるようになり、すごく挑戦できるようになった気がします。卒業記念レースは最後のレースなので、自分の持っている力や学んだことを全部出せればいいなと思います」

小原乃亜候補生 コメント
「自分の力が足りなかったから、弱かったから2着だったということなので、もっとしっかり頑張らなくちゃダメだなという感じです。前に出たらもうフルスロットルで、スピードを落とさず、ずっと最後まで走り続けることだけを考えていました。養成所生活では、他の候補生と自転車のことについて話すことも多く、いろいろ教え合うというか、すごく刺激になって自分も成長できたと感じますし、精神的にも気持ちのバランスをしっかり保ってレースを走れるようになったと思います。卒業記念レースでは、今回もテーマにしていましたが、一本一本しっかり自分の力を100パーセント出せるレースをしたいなと思っています。そうすることで、おのずと着もいいものになると思っているので、そこを大事に走りたいと思います」

清水美海候補生 コメント
「決勝は一番後方からで、前に強い選手がいたので、冷静に様子を見て、行けるときに行こうと思っていました。先に動いたわけじゃないんですけど、全力で踏んで、最終的に3着に入れたので、よかったかなと思います。第1回トーナメントでは自分の力を出し切れなかったので、今回はやるべき走りをしたうえで決勝に乗ることを目標にしていました。ただ、予選で1着が1回も取れなかったのは、まだまだだなと。養成所に入ったばかりの頃は全然乗れなかったんですけど、やっと力が発揮できるようになってきたかなと思います。でも周りと比べると全然力がないので、まだまだこれからです。卒業記念レースでは、自分のやるべき走りをして、その中で1着を目指して頑張りたいと思います」