12月11日に「競輪男子選手ユニフォームデザイン発表会」が行われました。
2002年の現9色になった以来、22年振りのユニフォームのリニューアルとなります。
新しいユニフォームは、競輪のスポーツ性、アスリート性を訴求し、シンプルでスタイリッシュなデザイン、機能性の向上をコンセプトに作られました。
選手の意見を何度も聞いてデザインされたそうで、今までよりもフィット感が増すなど機能性を重視しながら、また、お客様から見て、車番、色の視認性がしっかり確保されたデザインになっています。
発表会には郡司浩平選手と松井宏佑選手が新ユニフォームで登場しました。
郡司浩平選手
「着てすぐに着心地いいな、いい素材を使っているな、というのがわかりました。とても着やすいです。従来のものよりもフィット感がよくて、最近では空気抵抗を気にする選手も多くなってきた中で、新しいデザインは選手にも心強いですし、スピード感あるレースができるんじゃないかなと思います。僕がデビューしてからはユニフォームが変わってないので、こうやって新たな1ページにS級S班として立ち会えたことがとても嬉しいです。ユニフォームが新しくなるということで選手たちも気持ちを新たに、より一層頑張っていきたいと思います」
松井宏佑選手
「もう全部がアップグレードされているように着心地もいいですし、早くこれで走りたいですね。新しいユニフォームに袖を通して実際に実車フォームを取ったんですけど、首周りなども色々と改善されて、上を見た時の首の周りも楽でした。かなりいいタイムが出ると思いますね! 新しいユニフォームで空力もよくなっているし、よりスピードアップした競輪ができると思いますし、より熱いレースもできると思うので、ぜひ競輪場に足を運んでいただいて応援していただきです」
S級S班のデザイン。赤と黒を基調とし、胸のロゴをゴールドとS級S班9名の特別感や強さを表現しています。KEIRINグランプリ優勝者の着る1番車には『KING of KEIRIN』の文字が入ります。
胸の『KEIRIN』ロゴは、4コーナーから繰り広げられる熱いレースを抽象化されています。
ヘルメットのデザイン
デザインアップ
現行ユニフォームの利活用事業『KEIRIN ART AWARD』
現在のユニフォームは利活用されます。環境に配慮した取り組みでもあり、20年以上に亘り使用されてきた現ユニフォームへの感謝の気持ちを表しています。
現ユニフォームの利活用事業、アップサイクルに関するアイデアを募るコンテスト『KEIRIN ART AWARD 〜KEIRINは、新たな未来へ走り出す〜』を実施し、「アップサイクル」部門には36名、「アートポスター」部門には137名からの応募がありました。
コンテストには20代30代の若い人が多く、応募者からも今回の取り組みに好意的な評価が多く、競輪とスポーツ競技でありながら環境に配慮した取り組み、それから社会貢献事業も並行して実施されているということにすごく共感したといったような声も多かったそうです。
見慣れたユニフォームが新しい姿で会えることは楽しみですね!
郡司浩平選手
「利活用については、今の時代に沿ったとても素晴らしい取り組みだと思います。また。選手としても使っていたユニフォームがこうやって新たに使ってもらえるのは嬉しい気持ちになりますね」
松井宏佑選手
「目を引くデザインで、機能的にもいいですね。自分も使いたいし、ぜひ使っている人を見てみたいですね。とても環境に配慮した取り組みだと思いますし、選手が使っていたユニフォームがこうして生まれ変わって、また使われていくことを実際に見ていきたいです」
アップサイクル受賞作
アートポスター受賞作
グランプリ 治部晶「努力が強さになる」
準グランプリとグランプリを持つ2人
グランプリ 王婧怡(オウ・セイイ)「HASSO Cushion」
準グランプリ OHAGI「KEIRINユニフォームバッグ」