4月29日から5月14日の期間に行われた第66回オールスター競輪ファン投票。
第1位は脇本雄太選手と児玉碧衣選手でした! 脇本選手は14,281票で、 3年ぶり3回目の1位を獲得。児玉選手は12,526票で、7年連続7回目の1位選出となりました。
6月19日に行われた『第66回オールスター競輪・ガールズケイリンコレクション2023西武園ステージ ファン投票結果発表記者会見』和やかな会見のインタビューを全部見せます。
脇本「責任ある1位に恥じない走りをしたいです!」
児玉「投票してもらってよかったと思ってもらえるように頑張ります」
-ファン投票1位の結果についての感想を教えてください。
脇本雄太「3度目の1位ということで光栄ですし、これも応援してくれるファンの皆さまのおかげだと思っています。責任のあるところなので、しっかりそれに恥じない走りをしたいと思います。
結果を見ると、僕と古性君がワンツーという結果だったので、お客様が支持してくれるのかなと思い、その分、近畿勢として頑張っていきたいと思いました」
児玉碧衣「自分でもびっくりしているくらい7年連続1位とありがたく、とても感謝しています。それと同時に、それに恥じないレースをして、投票してもらってよかったなと思ってもらえるように精一杯自分らしい走りを続けたいと思います」
-脇本選手は高松宮記念杯では後ろの古性優作選手が優勝でしたが、ファン投票は古性選手を振り切っての1位でしたね。
脇本「今年はグランプリチャンピオンのユニホームとして責任ある一年っていう風に思っていましたし、それに恥じない結果となって、身の引き締まる思いです」
-3回目のファン投票1位でしたが、何か違いますか?
脇本「オリンピックが終わって、日本の競輪選手として活動をしはじめて、しっかり代表選手として責任ある走りをしないといけないと思っていたので、その点も含めて、環境がすごく変わったと思います」
-昨年のオールスターは完全優勝でしたね。
脇本「昨年のオールスターもプレッシャーの中でしたが、完全優勝できて本当に嬉しかったです」
-児玉選手は7回目7年連続のファン投票1位ですね。
児玉「今年はケガからのスタートで、なかなかいい成績を出せてなかったのに選んでいただいて、投票してくれた皆さんには感謝していますし、その人たちを裏切ってはいけない、精一杯、期待に応えないといけないと思っています」
-ガールズケイリンコレクション別府ステージの後にファン投票がはじまりましたが、ファンの皆さんの応援が届いているかのように18連勝でしたね。
児玉「別府では不甲斐ない走りをしてしまったので、そこから何とか立て直せたのかなと思います」
-ケガがあった分、今回の結果は重みが違いますか?
児玉「なかなか成績を残せないのに、このように投票してくれたお客さんには本当に感謝していますし、幸せだなと思っています」
-もし自分が3選手に投票するなら?
脇本「もし僕が投票するなら平原(康多)選手とかもちろん、ガールズ選手は(児玉)碧衣ちゃんに入れますよ(笑)。それ以上に、身内みたいになってしまいますけど、ナショナルチームのメンバーは応援しているので、そこに入れたくなっちゃいますね。僕の中では、ナショナルチームのメンバーは本当に頑張ってほしいと思いますし、高松宮記念杯競輪の開催中も、アジア選手権の結果が知りたかったし、すごく応援したい気持ちでいっぱいでした」
児玉「ガールズからなら、まず奥井(迪)さん、小林莉子さん、尾崎睦さんかな(笑)」
-割とベテラン勢が多いですね。
児玉「そうですね、奥井さんは走る姿に勇気をもらっていますし、莉子さんは1期から今もずっと大きいレースを戦っているところもあるし、尾崎さんは個人的に仲が良いというとこで入れたいなと思います。
男子選手なら、まずは鳥肌の立つレースを毎回見せてくれるので脇本さんに入れたいと思います(笑)」
脇本「高松宮記念杯では、ちょっと話をしました。ちょっとだけだけど、アドバイスになったのかなって思っています」
児玉「チェーンの硬さを脇本さんに見てもらったんです。初日の後に見てもらって、そこから2日目から上がりタイムが上がったので、さすがだなと思いました」
脇本「っていっても大したアドバイスはしてないんですよ(笑)」
-どうして脇本選手に相談したんですか?
児玉「きっかけは山田英明さんだったんです。英明さんに見てもらっていた時に脇本さんがいて、でも、自分から脇本さんに言えないので(笑)、そうしたら英明さんが脇本さんに話しかけてくれて、それで見てもらいました」
脇本「パールカップ決勝の特別紹介が終わった後、碧衣ちゃんが検車ルームで話しかけてきて、『レース前じゃないの!?』って言ったら『話したくてしょうがないんです』って言ってて(笑)」
児玉「緊張するとダメなんで、話さないと緊張するので。それで脇本さんがいると思って話しかけました(笑)」
-話して緊張をほぐすタイプなんですね。
児玉「はい、私は」
-脇本選手は?
「僕はどちらかと言うと逆で話したくないタイプで。そういうオーラが出ているので女子には嫌われていると思います(笑)」
-オーラがあるんですね。 児玉選手、あと2人は?
児玉「あと2人は、平原康多さん、佐藤慎太郎さんですね。平原さんはけっこうお話させていただいても、考え方を聞いた時にすごいなと思いますし、佐藤選手は年齢的にも上なのにそれでもトップで走り続けられるところが、すごいなと思って投票したいなって思いました」
-自転車を離れて、今の楽しみは?
脇本「僕は麻雀が一番好きです。最近はかなり熱が入っていて、最近は麻雀プロの方と一緒に麻雀させてもらったりもしています」
-佐藤慎太郎選手も好きだと有名ですが、一緒にやったことは?
脇本「一応誘いましたが、僕が弱すぎて何とも言えない感じです(笑)」
-児玉選手は?
「6月22日に新しいゲームは発売されるのでそれが楽しみでウズウズしています。GI獲って、グランプリが決まったので気兼ねなくゲームができるのかなと思います(笑)」
-オールスターへの意気込みをお願いします。
脇本「昨年のオールスターは台風による順延もあったりしてすごく大変だったのですが、その経験もしっかり得たうえで、ナイター競輪、西武園競輪場の特徴もとらえたうえで、さらに向上できたレースができればなと思います」
-児玉選手は昨年のガールズドリームレースは惜しくも2位でしたが、パールカップを優勝されて、気持ちよく臨めるのでは?
児玉「GIが決まったことが一番大きいと思うので、精神的にはいい感じで望めるレースかなと思いますが、お客様の投票で走れる舞台なので、そこに感謝しながら、優勝して皆さんの車券に貢献できればと思います」
-今後どう走りたいですか?
脇本「今年の前半戦が終わり、折り返し地点に到達したんですけど。まだまだ油断できないというか、賞金面も、僕自身、タイトルを獲りたいので、オールスターでしっかりタイトルを獲れるように一生懸命に頑張りたいと思います!」
児玉「パールカップはナショナルチームがいなかったので、そういう部分でも優勝できたかなと思っています。今後ナショナルチームが来ても、そのナショナルチームに負けないように自分もレベルアップして、ナショナルチームがいる中でも優勝できるように、精一杯がんばりたいです!」