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第125回生・第126回生 第2回記録会
養成所物語 2023.09.13

第125回生・第126回生 第2回記録会

#養成所物語

7名のゴールデンキャップ誕生!!

 

9月4日、5日、雨のため1日順延し、7日にかけ、第2回記録会が実施されました。
初日にJKA250バンクで午前に200mタイムトライアル、午後に500mタイムトライアルと1000mタイムトライアル。2日目に400mタイムトライアル。最終日に2000mタイムトライアルと3000mタイムトライアルの計測を行いました。
126回生は残念ながらゴールデンキャップはいませんでした。2000mタイムトライアルで惜しくも逃してしまった仲澤春香候補生と中島瞳候補生がひっそりと悔し涙を流す姿が印象的でした。
125回生からは7名のゴールデンキャップが生まれました。
ここからは競走訓練が本格化します。先行で頑張りたいという候補生が多く、これからが楽しみですね。

悔し泣きの仲澤

★125回生

【200mタイムトライアル】
1位 中石湊(北海道) 10秒74 
2位 福田健太(宮城) 10秒85
3位 森田一郎(埼玉) 10秒88

1位 中石湊
2位 福田健太
3位  森田一郎

【400mタイムトライアル】

1位 中石湊(北海道) 22秒11 
2位 森田一郎(埼玉) 22秒21
3位 阿部英斗(福岡) 22秒45

1位 中石湊
2位 森田一郎
3位 阿部英斗

【1000mタイムトライアル】

1位 中石湊(北海道) 1分06秒16 
2位 福田健太(宮城) 1分06秒23
3位 森田一郎(埼玉) 1分06秒33

1位 中石湊
2位 福田健太
3位 森田一郎

【3000mタイムトライアル】

1位 貝原涼太(栃木) 3分42秒90
2位 三木健正(岡山) 3分44秒80
3位 阿部英斗(福岡) 3分45秒25

1位  貝原涼太
2位 三木健正

3位  阿部英斗

★126回生

【200mタイムトライアル】

1位 仲澤春香(福井) 11秒98
2位 中島瞳(埼玉) 12秒25
3位 大浦彩瑛(神奈川) 12秒34

1位 仲澤春香
2位 中島瞳
3位 大浦彩瑛

【400mタイムトライアル】

1位 仲澤春香(福井) 24秒70 
2位 中島瞳(埼玉) 24秒84
3位 大浦彩瑛(神奈川) 24秒86

1位 仲澤春香
2位 中島瞳
3位 大浦彩瑛

【500mタイムトライアル】

1位 仲澤春香(福井) 37秒23 
2位 大浦彩瑛(神奈川) 37秒33
3位 中島瞳(埼玉) 37秒40

1位 仲澤春香
2位 大浦彩瑛
3位 中島瞳

【2000mタイムトライアル】

1位 中島瞳(埼玉) 2分42秒49  
2位 仲澤春香(福井) 2分43秒15
3位 濱田芽生(福井) 2分43秒49

1位 中島瞳
2位 仲澤春香
3位  濱田芽生

ゴールデンキャップ獲得者&各種目1位~3位候補生コメント

★125回生(男子)

■中石湊(北海道)

ゴールデンキャップ獲得・200mTT 1位・400mTT 1位・1000mTT 1位

「200mTTは自分の自己ベストを更新できたのでよかったです。練習から感触は悪くなかったので、その調子のまま走れてよかったです。1000mTTは1周目から自分のダッシュを活かしていきたいと思っていたけど、それを出し切れてなかったことの悔いが残っています。5秒を出したかったので悔しいですね。400mTTはバンクのコンディションも身体の調子もよかったし、自分のベストを更新できたのでよかったです。

前回、3000mTTのタイムを出せずにゴールデンキャップを逃してしまったので、今回はしっかり3000mTTの練習をしてきて、それで取れて嬉しいです! 自分は先行でやっていきたいと思っているので、競走訓練でも先行を中心に全力で最後まで走りたいと思います」

 

■森田一郎(埼玉)

ゴールデンキャップ獲得・200mTT 3位・400mTT 2位・1000mTT 3位

「200mTTは自分の思い通りに走れなかったことに悔いが残ります。夏帰省中にちょっと体重が落ちてしまって、バンク上段はけっこううまくいったんですけど、それからあまりかからずにアタリがあるままゴールした感じでした。第3回まで時間があるのでうまくコンディションを合わせていきたいと思います。1000mTTは1分6秒3だったんですけど、準記録会で5秒9だったのでタイムが下がったことも悔やまれますけど、今回は全力を出すことを重視していて、それができなかったことが悔しいです。400mTTは、ここで踏まなきゃいけないところで踏めてなくて、自分のベストは出せてないのでそこは悔しいですね。

ゴールデンキャップを取れてすごく嬉しいです。師匠の山信田(学)さん、お世話になった先輩選手の皆さん、両親や彼女、友達など、お世話になっている人たちに今できる恩返しができたと思います。大学の先輩の小原佑太さんのように先行で活躍する脚と、精神面では同門の森田(優弥)さんや師匠のような選手を目指していきたいと思います」

 

■阿部英斗(福岡)

ゴールデンキャップ獲得・400mTT 3位・3000mTT 3位

「400mTTはバンクコンディションがすごくよくて、あとは自分の脚次第だったんですけど、自己ベストを出せたので満足しています。競走訓練は自信があるので、たくさん走って競輪に慣れていきたいです! 先行重視で前々に攻めていきたいと思います。

ゴールデンキャップを取れてよかったです! 前回は3000mTTで1秒足りなくて、前回1周目でやらしたので、今回は丁寧に入ろうと思ってました。そこが実行できてよかったです。タイム的にはもう少し出したかったけど、ベストはベストなので、もてる力は全部出せたと思います。第3回は冬なのでどのくらい出せるかわかんないんですけど、200mTTと1000mTTはもっと出したいです。昔から憧れているのが村上義弘さんなので、いつも手を抜かず、魂の走りと言われるような走りを僕もできるようになりたいと思います」

 

■松本昂大(長崎)

ゴールデンキャップ獲得

「目標にしていたゴールデンキャップが取れて嬉しいです。でも、第1回に比べるとあまりタイムがよくないので、ちょっと悔しいところはあるんですけど、一番苦手な400mTTでタイムを出せてよかったです。競走訓練では、先行で勝てる選手になりたいので、持ち味の持久力を活かして先行できるように頑張りたいです」

 

■西岡利起(奈良)

ゴールデンキャップ獲得

「記録会の前はあまり調子がよくなかったので白帽が取れればと思っていたので、それよりもいいゴールデンキャップが取れてよかったです。タイムは出ても、競走は経験も浅いですし、そこに対する自信はないんですけど、競走訓練が選手の本番になると思うので、自分のスタイルを模索して見つけて、選手になってからも通用できるように頑張っていきたいです」

 

■高橋舜(宮城)

ゴールデンキャップ獲得

「ゴールデンキャップは素直に嬉しいですね。タイム的には200mTTと1000mTTが自己ベストではなかったのはそこがちょっと悔しかったですね。3000mTTは4秒近く縮められてよかったです。競走訓練は、先行で強くなりたいので、先行で頑張りたいと思います。憧れは脇本雄太さんのような強い先行選手なので、それを目指して頑張りたいです」

 

■中村龍吉(福島)

ゴールデンキャップ獲得

「ゴールデンキャップ獲得は自分の中で最低限の目標だったので、まずはそれが獲得できて嬉しいです。でも、まだまだ改良できる点はたくさんあるので、第3回ではもっと上を狙いたいです。競走訓練では滝澤所長に、普段から色んなことを教えていただいているので、これからも滝澤所長の教えを元に頑張っていきたいです。師匠の成田和也さんのように養成所では先行主体で頑張って、北日本を代表する選手になりたいです」

 

■福田健太(宮城)

200mTT 2位・1000mTT 2位

「走った感じ、最初にサドルに座る時にもたついてしまって、そこで焦ってしまってライン取りがうまくいかず、ブルーバンドに後輪が落ちそうになってしまったので、そういうところを修正していけば、もっとタイムもあがっていくと思います。1000mTTは準記録から比べて2秒ほど更新できて、鉄フレームで出したタイムではベストなので、そこは素直に嬉しいです」

 

■貝原涼太(栃木)

3000mTT 1位

「200mTTと400mTTが悪過ぎてけっこうメンタルに響いたんですけど、3000mTTの前に大学の後輩の角田(光)君からアドバイスをもらって、ポジションをいじったりして、タイムが出たので角田君のおかげです。調子がよくない中ではよかったのかなと思いますけど、次は3000mTTではないけど、短い距離で頑張ります。競走訓練は、種目は違うけどレース系はやってきたので、くらいついていきたいと思います。坂井(洋)さんの下でやりたくて栃木に来たので頑張りたいですね」

 

■三木健正(岡山)

3000mTT 2位

「前回が3分49秒で、今回は前回よりもギアを掛けれるようになったので自信をもって挑むことができました。でも、順位があがっていたのは3000mTTだけで、あと3種目は順位が落ちていたのは悔しいです。競走訓練は大事なので、しっかり着に絡めるように、自分のしたいレースをできるように頑張っていきたいです。憧れは脇本雄太さんのように先行でも捲りでも強いところが理想なので、そういう選手になれるように頑張りたいです」

 

★126回生(女子)

■仲澤春香(福井)

200mTT 1位・400mTT 1位・500mTT 1位・2000mTT 2位

「200mTTは練習がいいタイムだったので、このタイムは納得していないです。500mTTも第1回の方がタイムよかったので、これからの課題になるなと思います。スタートが苦手なのと、フレームを大きくしているのでそれを扱えるようにしたいです。400mTTは条件もよかったので、自分の感触よりもタイムが出た感じがします。目標が4秒70だったので、目標は達成したけど感触がいまいちだから次に期待したいです。2000mTTは練習ではいい感じでいいタイムも出せていたので、最終日にして自分に自信をもてなかった4日間でした…。もう先生のタイムを読み上げる声も聞こえなくて、気がついた残り1周になっていてどうすることもできませんでした。こんなよくないとは思いませんでした。けど、これで終わりではないので、これからもっと強くなれるように頑張っていきたいと思います」

 

■中島瞳(埼玉)

200mTT 2位・400mTT 2位・500mTT 3位・2000mTT 1位

「200mTTは練習で12秒1を2回出していて、調子もよかったので今回のタイムは納得していないです。緊張して踏み過ぎたのが原因だったと思います。500mTTは200mTTを一旦忘れて集中していったんですけど、準記録会もベストタイムを更新するくらいよかったので今回はそれを更新したかったです。でも、スタートで失敗して、それを挽回するために一生懸命に踏んだけどダメでした。400mTT、今回は風が強くてバックが追い風だったので伸びると思って、スタートは重かったけどバックで伸びると信じて頑張りました。前回よりも1秒近くあがったのでよかったです。2000mTTは、最初の1000mTTの通過した時に予定していたタイムより2秒遅くて、そこで心がちょっと折れそうだったけど、最後はなんとか維持できて、でも、ゴールデンキャップに1秒足らなくて悔しかったです。第3回は2000mTTがなくて悔しさをはらせないですけど、絶対にゴールデンキャップを取るためにいっぱい練習して、競走訓練を頑張りたいと思います」

 

■大浦彩瑛(神奈川)

200mTT 3位・400mTT 3位・500mTT 2位

「200mTTは第1回からかなりタイムもあがり、この1週間でダッシュ力もあがってきたので、その流れで走れてよかったと思います。500mTTは36秒台を目指していたのでダメでした。最初の1周はいいかなと思ったけど、2周目はかなりタレてしまったので、もっと脚をつけないとダメですね。400mTTは助走がちょっと重く感じてマズいかなって思ったんですけど、シッティングしてから踏み直すことを意識して、バックの追い風で少し伸びました。200mTTと400mTTは前回よりもあがっているので、ダッシュが決まるようになったことが大きいと思います」

 

■濱田芽生(福井)

2000mTT 3位

「第1回目の2000mTTでは前半にスピードを上げ過ぎてしまって後半タレてしまったので、今回は後半タレないように前半をおさえるように心がけました。2分44秒が目標だったので、それを切れてうまく走れていたと思います。(競走訓練では)自分はダッシュがないので、もっとそこを鍛えて、反応を早くしていきたいと思います。状況に応じて動けるようになっていきたいですね」

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