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第4回パールカップ展望
レース展望 2026.06.03

第4回パールカップ展望

#グレードレース展望

ガールズケイリンのGⅠ・第4回パールカップが岸和田競輪場において男子の高松宮記念杯競輪と同時開催される。パールカップは3日制だが、6日制の高松宮記念杯と同様に勝ち上がり戦は東西対抗形式となり、28名の選手たちが予選、準決勝までは東日本地区と西日本地区のレースに分かれて戦い、両地区から勝ち上がった7名が決勝戦で激突する。優勝候補の筆頭はもちろん4月のオールガールズクラシックでも圧勝劇を披露した佐藤水菜だが、オールガールズクラシックで準優勝と健闘した太田りゆや復調気配の児玉碧衣の逆転にも期待したい。

佐藤水菜 神奈川 114期

佐藤水菜は4月のオールガールズクラシックでは初日ティアラカップと準決は捲りだったが、決勝は逃げ切りで追走の太田りゆに1車身の差をつける圧勝劇だった。これで昨年4月のオールガールズクラシックから、GⅠおよびガールズグランプリは6連覇となり、今回も佐藤がどう勝つか、そして佐藤に土をつける選手が現れるかどうかが最大の焦点と言っていいだろう。岸和田の高速バンクとの相性も抜群で連覇に死角はない。

尾崎睦 神奈川 108期

尾崎睦は今回の出場選手の中では最年長だが、その走りは実に若々しい。4月のオールガールズクラシックでは予選は1着の佐藤水菜に大差をつけられながらも捲りで2着に入り、昨年のガールズグランプリと同様に神奈川ワンツーを決めている。準決は勝負どころでうまく山原さくらの番手に入り、追い上げてきた石井貴子との並走に耐え、逃げる山原を差し切っての1着だ。昨年のパールカップでは勝ち星はなかったが、3日間オール2着と大会との相性もいい。

梅川風子 東京 112期

梅川風子は昨年8月の女子オールスター競輪では準決で無念の落車となったが、その他のGⅠ大会はすべて優出し2年ぶりのガールズグランプリ出場を果たしている。しかし、今年4月のオールガールズクラシックは残念ながら準決で4着と敗れている。それでも3日目特選ではきっちり逃げ切っており、5月の広島までに優勝を重ねるなど、調子は悪くない。持ち味のスピードを生かして優出を果たしてくるだろう。

太田りゆ 埼玉 112期

太田りゆは昨年8月の女子オールスター競輪の準決で無念の失格となり、それ以降はビッグレースの出場が途絶えてしまいファンを心配させたが、今年は5月の久留米までの優勝が8回と好調を維持している。そして久しぶりのGⅠとなった4月のオールガールズクラシックでは予選は捲りで1着、準決は佐藤水菜の捲りに食らいついての2着、決勝も佐藤の逃げを追走しての2着と健闘、終わってみればパリ五輪に出場したオリンピアン同士のワンツー決着だった。今回も打倒・佐藤水菜を目標にオリンピアンの底力を見せつけてくれるだろう。

仲澤春香 福井 126期

仲澤春香は昨年6月のパールカップ、8月の女子オールスター競輪、11月の競輪祭女子王座戦の3大会GⅠに出場、競輪祭女子王座戦では決勝で失格となったが、3大会とも優出と期待どおりの活躍を見せた。ナショナルチームに属する仲澤はもちろん高速バンクの岸和田とは相性がいい。昨年はGⅠ初出場で初優出のために決勝では力を出し切れなかったが、あれから1年、脚力的にも精神的にも大きく成長した走りをきっと見せてくれるだろう。

児玉碧衣 福岡 108期

児玉碧衣は4月のオールガールズクラシックでは3日間勝ち星こそなかったが、準決を捲りの2着で突破して優出と着実に復調してきている。決勝は勝負どころで前を叩いて先頭に立ち佐藤水菜の仕掛けを待つという組み立てはよかったのだが、山原さくらの巻き返しに乗るようにして佐藤が仕掛けてきたのが誤算で、山原と絡んでいるうちに佐藤に行かれてしまった。それでも3着に突っ込んでいるのだから調子は悪くないはずで、昨年のパールカップは予選敗退でファンに迷惑をかけているだけに今年こそは万全の態勢で優出を目指してくる。

山原さくら 山口 104期

山原さくらの魅力は誰にも負けない強気の走りと積極性だ。4月のオールガールズクラシックでは、予選で打鐘から前を叩いて先行態勢に入ると、巻き返してきた熊谷芽緯の番手にはまり、最後の直線で差し切って1着。誰も動かないなら自分が動くという積極性が生んだ勝利だった。準決はゴール前で尾崎睦に差されたものの、突っ張り先行で2着。山原にとっては自分の持ち味をフルに生かし切った、理想的な勝ち上がりだったと言える。今回も山原らしい走りを貫いて勝ち上がっていくだろう。

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