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第39回読売新聞社杯全日本選抜競輪(GI)直前展望
レース展望 2024.02.07

第39回読売新聞社杯全日本選抜競輪(GI)直前展望

#グレードレース展望

2024年最初のGIが、岐阜競輪場で2月9日から開催されます。

第39回全日本選抜競輪(GI)は、全国8地区ごとの成績上位者によって争われるGIです。
昨年の高知は古性優作選手が優勝し、そこから3つのGI優勝をおさめる活躍をみせました。やはり2024年を占う上では見逃せない大会となりそうです。
昨年は新しい若いタイトルホルダーが2人も生まれましたが、彼らに負けじと2024年は若手スターの活躍が期待できそうですね。

注目選手

山口拳矢(岐阜・117期)

S級S班として初めてのGIが地元となった山口拳矢選手。プレッシャーはかなりあるだろうが、少し勢いのない中部勢を鼓舞し、引っ張っていくためにここでの頑張りを期待したいところ。昨年の終わりはグランプリに向け、ケガをしたくない気持ちが強くレースでは消極的になることも多かったが、彼自身の鋭い嗅覚を活かした走りで岐阜競輪場を沸かせて欲しいですね。

清水裕友(山口・105期)

今年に入ってすでにGⅢを2つも優勝している清水裕友選手。大宮GⅢ5着2着2着優勝、川崎GⅢ4着2着2着決勝2着、静岡GⅢ4着1着1着優勝と、グランプリの悔しさをはらすかのような活躍ぶりです。GⅢと違って、初日特選で3着までに入ればスタールビー賞に進めることは大きいです。初日の着が大きいのが少し気になりますが…。

古性優作(大阪・100期)

昨年はバツグンの安定性をほこった古性優作選手。2024年も競輪界No.1の自力自在型として、最強の走りを見せてくれることでしょう。全日本選抜競輪は、2022年と2023年連続で優勝している相性のいい大会でもありますし、ここでも縦横無尽の走りを期待です。

寺崎浩平(福井・117期)

寺崎浩平選手はナショナルチームを引退し、福井に戻って練習をしているそうです。新山響平選手、松井宏佑選手がナショナルチーム引退から競輪の成績が急上昇していることもあり、寺崎選手も今年は競輪で爆発してくれそうな予感がします。

窓場千加頼(京都・100期)

2023年は共同通信社杯、競輪祭と2つのビッグレース出場を果たした窓場千加頼選手。今年はいわき平GⅢで優出し、決勝での落ち着いたレース振りで高配当に貢献しました。今年は上位での活躍が期待できそうな存在になっていきそうです。

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