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第64回朝日新聞社杯競輪祭直前展望
レース展望 2022.11.21

第64回朝日新聞社杯競輪祭直前展望

#グレードレース展望

2022年も残すところあとわずかになりました。
今年は様々な出来事がありました。ウクライナ情勢であったり、円安問題からの物価高、未だに続く新型コロナであったりと何かと暗いニュースが続いていますが、競輪ファンで良かったです。これからの年末を大いに楽しめるレースが一挙にありますね。
それがガールズグランプリ&KEIRINグランプリです。
その出場権を決定付けるのが第64回朝日新聞社杯競輪祭です!
競輪祭3日目の11月24日にはガールズグランプリ2022出場者が決定し、最終日の11月27日にはKEIRINグランプリ2022の出場者が決定します。
その座を巡って、初日から熾烈なレースが展開される競輪祭をぜひ楽しんでください!

ガールズグランプリトライアルA

死の組ともいえるとんでもない出場者となったAグループ。なんとナショナルチームメンバーが全てこちらのグループに入ってしまいました。このグループからの優勝者は誰なのか?
まずは筆頭に佐藤水菜が挙げられます。いま、ケイリンでの強さは、「日本一」と断言できるほど強いのは間違いないと思います。いうなれば「無双脇本」に近いと思います。後は当日のコンディションだけですね。注目です。
その対抗には、太田りゆが挙げられます。
虎視眈々と佐藤を抜く事を狙っているはず。捲りのスピードは強烈で一気に前団を抜き去る事は確実。後は佐藤をどうするかだけだと思います。後方に置くかマークして抜くか、この勝負の行方は見逃せません。

佐藤水菜 神奈川 114期
太田りゆ 埼玉 112期

ガールズグランプリトライアルB

こちらはガールズケイリンで好調なメンバーが揃ったグループとなりました。
優勝候補筆頭にはまず、児玉碧衣が挙げられます。が、無双の状態から少し変化が出てきたようにも感じられます。10月の平塚決勝で尾崎睦に先着されて2着、松阪決勝では小林莉子に先着され2着に終わっています。若干不安も残しつつ、ここはしっかりと勝ってファンの期待に応えて欲しいです。そして熾烈な賞金争いを繰り広げている山原さくら、尾方真生でしょうか。とにかく二人の賞金差は約40万円。お互い予選では1着を取って積み重ねて、決勝で最低2着以上をキープしたいはずです。
そして一発逆転を狙って吉川美穂、鈴木美教が積極的に優勝を狙ってくるはずです。この辺りを考慮して車券を考えたいですね。

児玉碧衣 福岡 108期
山原さくら 高知 104期 

 

競輪祭注目選手

脇本雄太 福井 94期 

変わらずFIでもGⅢでもぶっちぎりの強さを発揮していますね。競輪祭でも優勝候補の筆頭でしょう。このベルセルクモードを誰が解除してくるのか?解除出来ずに、優勝されGPに突入していくのか、本当に車券的にも、話題的にも興味は尽きません。活躍に注目です。

松浦悠士 広島 98期 

なんと今年1回もGI優勝がないのが松浦悠士です。ここは2022年最後のGIということで絶対狙ってくるはず。賞金的にはGP出場は確定的ですがGIのタイトルは欲しいところでしょう。負けられない一戦に注目です。

清水裕友 山口 105期 

賞金的にグランプリ当落線上にいるのが清水裕友です。2023年のS級S班に残る為には一つでも上の着位を取って行くしかありません。常に淡々とした表情には本心を隠しているのではないかと思います。この競輪祭で「よっしゃー!」的な表情を是非見せていただきたいです。

山田庸平 佐賀 94期 

一発逆転で捲れるか? 優勝すれば当然GP出場ですが、決勝2着で大捲りが決められそうなのが山田庸平です。近況のFIでの好調は目を見張るものがあります。競輪祭を大きく盛り上げる為にもここは頑張って貰いたいです。

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