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121期122期いよいよ本格デビュー!プロの洗礼を浴びるデビュー戦に注目です
レース展望 2022.06.29

121期122期いよいよ本格デビュー!プロの洗礼を浴びるデビュー戦に注目です

4月の終わりから、121期(男子)、122期(ガールズ)の選手たちがプレデビューしました。

養成所の延長線上の競走でしたが、その中でも上手い、強いというのが出てきています。

一番簡単に分かりやすいのがやはり競走得点を基準とした成績だと思います。

ただバックを取る競走だけでも、ただ1着を取る競走だけでも本格デビュー後に活躍するのは難しいのが競輪(男子)です。

またガールズケイリンでは、パワーと気合がなければプロの洗礼を浴びる事になるでしょう。

本当にガールズケイリンの先輩方は、強くて上手いですからね。

デビュー後は気合と根性で波に乗って行って欲しいです。

注目選手

優勝回数

優勝回数で見ていくと、ルーキー開催は4開催しかありませんので、マックス4回優勝となります。さてどうか? 各開催全て優勝者が違います。

一丸尚伍 出場回数 3回 (次回出走 別府 7月1~3日 岐阜 7月29~31日)

真鍋智寛 出場回数 3回 (次回出走 広島 7月8~10日 小松島 7月22~24日)

真鍋顕汰 出場回数 2回 (次回出走 弥彦 7月3~5日 富山 7月16~18日)

小西晴己 出場回数 3回 (次回出走 四日市 7月10~12日 川崎 7月28~30日)

ここから更に決勝進出回数を見ていくと全員2回決勝に進出しています。また、3回以上決勝に進出している選手がいません。

ということはまずはこの4人注目したいと思います。

更に絞り込んで、勝率を見ると、

真鍋顕汰が66.6% 小西が50% 真鍋智寛44.4% 一丸33.3%となっています。

その真鍋顕汰のB回数は無し。この辺りがデビュー後どのような競走スタイルになるのか気になるところですね。

この中でB回数が多いのは真鍋智寛の4回となっています。本格デビューすると変わってきますが、積極性はなかなか難しいところでもあります。先行は自分の意志でしないとできないですからね。

この辺りは評価したいですね。

また一丸も2回B回数があります。しっかり先行して勝利につなげられるか期待したいです。

ちょっと注目したい選手

常次勇人 B回数 6回 (次回出走 岐阜 7月1~3日 前橋 7月8~10日)

これは2開催中の6回出走で6回バックを取っているのです。着自体はそうでもありませんが、徹底先行で行くなら注目でしょう。

特徴のある選手には頑張って欲しいですね。

122期

ガールズケイリンは自力で動くか、もしくはマークから差し込むかですが、位置取りが重要で、ある意味男子より勝気と根性が必要です。さらに脚が無いと難しい。

如何せん、クラスが無いのでいきなりトップ選手と当たらなくてはなりません。ここを勝てるパワーが欲しいですね。

さて、注目。

畠山ひすい(次回出走 函館 7月11~13日 いわき平 7月22~24日)

積極的に逃げていました。この逃げが本格デビューで通用してくるか気になるところです。

B 回数6回 優勝1回 養成所時代を見れば、もう少し行けたかと思いますが、この辺りは経験が重要になってくると思います。

小泉夢菜(次回出走 大宮 7月13~15日 岐阜 7月22~24日)

優勝2回、マークからの差し込みが得意戦法です。自転車経験が豊富なのでそのキャリアを活かして頑張って欲しいですね。あとはパワーをどれぐらいつけられるのかだと思います。

ガンガンパワーアップしてほしいですね。

松本詩乃(次回出走 青森 7月1~3日 前橋 7月13~15日) 

あまりパワーを感じないのですが、上手い。こちらも先行タイプではなく自在的な感じです。

自転車のキャリアは充分にありこのテクニックがトップクラスに通用するかどうかですが、期待したいと思います。

このほかにも注目選手が多くいます。是非7月から本格デビューする121期、122期の選手たちにご注目をお願いします!

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