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脇本雄太 S級連勝記録表彰
インタビュー 2023.06.07

脇本雄太 S級連勝記録表彰

#スペシャルインタビュー

昨年、28年ぶりに脇本雄太選手がS級連勝記録を更新し、その表彰式が5月31日に(公財)JKAで行われました。
2022年5月から9月共同通信社杯(GⅡ)初日にかけて、オールスター(GI)の完全優勝を含む21連勝を重ねた脇本選手。さらなる高みを目指す彼は、グランドスラムへの意気込みを語っていました。

昨年1年間は競輪選手としてしっかり走りきれたと思います

-連勝記録達成の気持ちを聞かせてください。
「昨年のオールスターを優勝したあたりから『吉岡さんの記録を抜けそう』と聞いていたので、正直、プレッシャーはありましたけど、でも、それを無事にはね返すことが出来て、連勝記録を伸ばすことができました。多少、福井GⅢの準決勝が雨で中止になってしまって、そこを換算されずの連勝記録だったので、そこに関して納得できていないところもありますが、記録は記録として、しっかり誇っていきたいなと思っています」

-記録を意識されたのはオールスターからなんですね。
「オールスターが新しく5走制になってから完全優勝は初という記録も、もちろんプレッシャーはありましたし、色んなものが積み重なった結果だと嬉しく思っています」

-表彰されて、いかがでしたか?
「多少、期間があいてしまったので自分の中では記憶も薄れつつあるんですけど(苦笑)、改めて再確認して、トップ選手の代表で来ているんだなという実感がありました。
ケガに苦しんだ時期もありましたし、そういった意味では決して楽な道のりではなかったのですが、そこもはね退けていけたのは本当に誇らしいことだと思います」

-昨年は21連勝、グランプリも優勝して歴代最高賞金も獲得しました。改めて昨年を振り返ると?
「ケガに苦しんだ時期もありましたけど、改めて日本の競輪をしっかり走りきれたと思います。それまではオリンピックのこともあって、走りきれてなかったところもありましたが、昨年1年間は競輪選手として、しっかり活動しきれたかなと思いました」

-さらに上を目指していると思いますが、今後の目標を教えてください。
「新田(祐大)さんが先日、グランドスラムの表彰で来られたと思いますので、ぜひ、そこを目指して僕も勝ち切って、選手の代表としてやっていきたいと思っています」

笹部会長に盾を渡される脇本選手

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