月刊競輪WEB

検索
新田祐大 グランドスラム達成表彰
インタビュー 2023.05.17

新田祐大 グランドスラム達成表彰

#スペシャルインタビュー

2022年寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)を優勝し、グランドスラムを達成した新田祐大選手。5月11日に(公財)JKAで表彰式が行われました。

井上茂徳氏、滝澤正光氏、神山雄一郎選手に続き、4人目のグランドスラマーとなり、毎開催、注目を受ける新田選手。今後もファンの期待に応える走りを誓いました。

グランドスラムを達成したことが励みになり、今後も頑張りたいと奮起しました

-グランドスラムを達成されて、ここまでを振り返っていかがですか?

「過去にグランドスラムを達成された先輩たちは3名いますけど、獲得した時の平均年齢に比べて、僕はかなり高い年齢でした。よくメディアの方に言われたのが『勢いのある時に獲得していることが多い』ということなんですけど、獲得するまでに時間はかかりましたが、その中で獲得できたことはすごいことだって色んな方が言ってくれたことが多かったです。

オリンピックに向けて身体を作っていたので、その間に達成できるかもと思ったんですけど、オリンピック出場に向けての海外遠征やトレーニングの関係上、出場できない寬仁親王牌(GI)も数開催あったので、オリンピックが終わった後に(グランドスラムを)目指せる機会ができるんじゃないかと感じていました。

ただ、昨年の5月にケガをしてしまって、なかなか走ることもままならない状態なのかなって感じていましたし、GIでの活躍はあきらめないといけない時がきたのかなって感じた中でのグランドスラム達成でした。気持ち的にも苦しい中で獲得することができたのはすごく励みにもなりましたし、もっともっと頑張らないといけないなと奮起させられました」

-今後の意気込みをお願いします。

「注目される選手として日々、頑張っていきたいと思っています。その中でまだ誰も達成できていない年末のグランプリを含めた制覇まで目指して頑張っていき、また皆さんに新たな形でご報告できることを楽しみに、今後も励んでいきたいと思います」

笹部会長に盾を渡される新田選手

この記事をシェア

  • Twitter
  • Facebook
  • LINE

related articles