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直送!競輪場便りfrom防府競輪場 大瀬戸潤一郎(広島95期)
インタビュー 2026.11.04

直送!競輪場便りfrom防府競輪場 大瀬戸潤一郎(広島95期)

#競輪場便り

S級復帰に向け、大瀬戸の闘争心は衰えていない。7月の広島以来の優勝戦進出を防府で決めた。「なんか本当に久しぶりですね。ずっと悪くなかったんですが、展開というか位置というか、それが噛み合っていなかった」と6場所ぶりのベスト7入りを喜んだ。

予選は吉野太晟が赤板から発進するという絶好の展開。まくってくるラインもなく、大瀬戸が吉野をかばいながら追い込んだ。「吉野君の頑張りがあったから」と後輩を称えたが、自分自身にも余裕はあった。準優は多田晃紀を目標にしたが、その多田が単騎でカマシてきた村瀬大和の2番手に入る展開。2コーナー過ぎから多田がまくり、1着。大瀬戸は3番手の岡田啓渡に迫られ、2着同着で優勝戦に勝ち上がった。だが、優勝戦は多田、守谷陽介と続く岡山勢の3番手。多田が後方から押さえにいくが出切れず、5番手。大瀬戸は最後方でレースを進めることになった。「仕方ないです。多田君には準優で行ってもらっていますし」。出番はなかったが、存在感を示せた開催であった。

先行選手からは、「大瀬戸さんが後ろなら安心して駆けられます」という声が上がる。要するに、大瀬戸が番手の仕事をキッチリこなし、守ってくれるから、先行選手は走りやすい。「自分はできることをしているだけですから」と謙遜するが、仕事人であることは間違いない。

44歳。いっそう円熟味を増してきた。「色々と忙しいことはあるけど、その中でしっかり練習はしています。S級に戻ってまた上のステージで戦いたい」と闘志をみなぎらせた。決して派手なタイプではないが、できること、やれることはしっかりこなすタイプだ。目標があればキッチリ差す。差すだけでなく残す、玄人好みの選手でもある。どうしても買いたくなる、応援したくなる選手だ。

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