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直送!競輪場便りfrom 松山競輪場 渡邉雅也(静岡・117期)
インタビュー 2026.08.26

直送!競輪場便りfrom 松山競輪場 渡邉雅也(静岡・117期)

#競輪場便り

オールスター一次予選敗退を糧に

渡邉雅也にとって、今年のオールスターは良くも悪くも忘れられないシリーズになったことだろう。
近況の充実ぶりから期待は大きく、何より本人が活躍を楽しみに松山へ乗り込んだ。だが、初戦で思わぬつまずきを喫した。

一次予選は初日の2R。南関東は渡邉、岩本俊介、和田真久留と動ける3人がそろった。人の後ろを回る機会が増えていた和田が「並ぶなら3番手」と意思を示し、焦点は渡邉と岩本の前後だった。自力戦が好調だった岩本は「本当は前でやりたい気持ちが強い」とメンバー表を見て本音を漏らしたが、話し合いの末、「雅也が『頑張りたい』ってことだったので、番手を回らせてもらいます」と後輩の気持ちを尊重。渡邉―岩本―和田の並びで結束した。
レースは勝負どころで渡邉が後方に置かれ、最終バックでは南関東勢が7~9番手。渡邉はまくりに出たものの伸びを欠き、ラインは和田が5着、岩本が6着、渡邉が7着に終わった。和田は二次予選へ進んだが、渡邉と岩本は一次予選敗退となった。
その後、岩本は残る4走で2勝、2着1回。2度の先行策でライン上位独占を果たし、最終日は逃げ切った。仕上がりの良さを示しただけに、渡邉の中で岩本への「申し訳なさ」はさらに大きくなった。
渡邉は一次予選敗退後の4走を「汚名返上、名誉挽回」の機会と捉えた。

「初日の走りが本当に不甲斐なかった。その分も、目立てるような、存在感のあるレースを絶対にしようと思いました」

気持ちを切り替えて臨むと、積極的に攻め、2着、1着、2着、3着と4走連続で確定板入り。何度も口にした「目立てるように。存在感のある走り」を体現し、結果も残して意地を見せた。

「初日のレースは自分の中でもかなりショックだった。だからこそ、その後の4走をしっかり攻められたのは良かったと思います。改めてGⅠは前々に攻めないといけないことがわかったし、今回の失敗を今後につなげないといけないです」

次のGⅠでは、初日から前々に攻め、勝ち上がり戦で「存在感のある、目立つレース」を披露するつもりだ。
松山での一次予選敗退を、さらなる成長の糧にする。

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