月刊競輪WEB

検索
直送!競輪場便り from 別府競輪場 沢田桂太郎(大分・129期)
インタビュー 2026.07.22

直送!競輪場便り from 別府競輪場 沢田桂太郎(大分・129期)

#競輪場便り

ファン、選手から頼られる先行選手に

 競技者としては第2章、沢田桂太郎の競輪選手としての戦いが始まった。

 17歳の頃からジュニアカテゴリーでナショナルチームに所属。チームパーシュートで東京2020オリンピック(2021年開催)の出場枠獲得を目指したが、出場はかなわなかった。「パリ五輪までの4年間、いっぱいいっぱいで続けるのは、しんどいな」。ナショナルチームを離れ、黒枝士揮の誘いでスパークルおおいたレーシングチームに所属した。

 ナショナルチーム時代には深谷知広ら短距離選手とも関わりがあり、「競輪選手の道もいいな」と感じていたという。ロードチームでの活動が落ち着いたタイミングで129期生として日本競輪選手養成所に入所。養成所では3度の記録会すべてでゴールデンキャップを獲得し、1kmタイムトライアルでは養成所記録を更新。在所成績1位、卒業記念レース優勝と輝かしい成績を残した。

 しかし、5月の宇都宮、平塚、熊本の3場所で行われたルーキーシリーズでは思うような結果を残せなかった。「もどかしかった」と振り返るように、勝ち星は熊本決勝の1勝のみ。足りない部分は明確だった。それは競走用自転車の感覚を体に染み込ませることだった。以降は街道練習からバンク中心のメニューへ切り替え、チャレンジデビューとなる7月の別府開催を迎えた。

 「注目してもらっているし、自分でも『やるぞ』と思っていた。それがルーキーシリーズでは空回りしてしまった感じです。先輩にも言われたし、自分でも初戦の宇都宮が終わってピストに乗る練習が足りないなと思いました。メニューを組み直して、ピストの感覚が戻ってきました」

 別府では単騎戦の難しさもあり決勝3着に終わったが、勝ち上がりでは力強い走りを披露した。

 「九州で頼られる先行選手になりたい。ここからS級に上がっていくことは第一段階。ファンに『沢田、頼んだぞ』と思ってもらえる選手になりたい」

 ポテンシャルの高さは折り紙付き。今後のさらなる飛躍が期待される。

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE

related articles