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直送!競輪場便りfrom 前橋競輪場 松井宏佑(神奈川113期)
インタビュー 2022.10.26

直送!競輪場便りfrom 前橋競輪場 松井宏佑(神奈川113期)

#競輪場便り

アスリート魂

 10月中旬、パリ近郊のサン・カンタン・アン・イブリーヌで「2022世界選手権トラック」が開催されたが、佐藤水菜がケイリンで銀メダルを獲得。小原佑太はメダルには届かなかったが、千メートルタイムトライアルで1分を切る快挙。松井宏佑もナショナルチームに所属していたが、新山響平と共に9月末で卒業した。

松井宏佑は「メリットばかりでデメリットは一切なかった。超一流の選手が集まり、スタッフも世界水準でハイレベル。そこでコンディションの作り方、精神的なモチベーションの維持、限界値を超えるトレーニング。それが全て自分の身になった。競技での好成績はワールドカップのケイリンで銅メダル。オリンピックや世界選手権に繋がらなかったけど、自分にとっては最高の名誉。いま考えるとぞっとするけど、開催場所がベラルーシだった(笑)。紛争地帯と言うか、独裁国家ですよね。だけど現地にいる時は、全くそんな雰囲気はなかった」。

これから拠点にしていた伊豆から、平塚に戻ると言う。「引っ越しもあるし、実は2人目の子供が産まれたばかり。嫁が出産の時は、上の子の面倒を見ていたし、良いパパをやっていた(笑顔)。これから家族の為にも、競輪でどんどん稼がないと」。

親王牌の一次予選では、中団に固執して引かないスタイル。スケート、競輪、競技、競輪の流れになっているが、アスリート魂で競輪界のてっぺんを目指したい。

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