10月2日から4日にかけて松戸競輪場で『第1回オールガールズクラシック（GI）』が開催されました。42名によって争われたガールズ選手だけのGI開催。初日から熾烈なレースの連続で現在のガールズのレベルの高さがうかがえました。

そんな中、アジア大会から帰ってきて次の日からの松戸でしたが、1着1着で勝ちあがり完全優勝を飾りました。

もっと強くなるために練習を重ねていきたいと語る佐藤選手。「感じるままに」の走りの幅はさらに広がりそうで楽しみしかないですね。

　

競輪祭、グランプリ、どちらもしっかり優勝できるように頑張りたいです！

　

－優勝をして、今の素直な気持ちを教えてください。
「初代女王になれてすごく光栄ですね」

－周りが打倒ナショナルチームできているとは肌で感じましたか？
「そうやって言われることが多いので、やっぱりそうなんだなって思いますけど、でも、私もガールズケイリンの1人なのでフェアに見ていただいて、ガールズケイリンの佐藤水菜を応援してもらえると嬉しいです」

－決勝戦はどういう風に組み立てを考えていましたか？
「皆が前々勝負というのはわかっていましたし、自力を出さないと勝機がないバンクだと思うので、しっかりと自分で自力を出すポイントを探さないといけないなと思ってました」

－児玉碧衣選手の1周の先行はどう見ていましたか？
「私の並び的に、前に強い自力の選手だったので、自分のタイミングで来るなっていう風に思っていたので、焦らずにその上を行ければと思っていました」

－連日、虎視眈々という感じですか。
「そうですね、常に落ち着いてレースを運べたと思います」

－ゴール後はステキなピースが出てましたね。
「あれは最近の自分のトレンドですね」

－いつも通りの勝利、いつも通りのピースだったんですね。
「いつも通りと言えるほど勝っているチャンスは少ないんですけど、勝ちは勝ちなので、しっかりと喜べるようにしたいと思ってそうしています」

－声援もとても多かったと思いますが、どうでしたか？
「今日は天候も悪くて寒かったんですけど、平日の夜なのにたくさんの方がご来場してくれて、場内も盛り上がっていましたし、選手としてもすごく楽しかったです。ガールズケイリンの歴史はどんどん変わっていくと思うし、とても楽しかったです」

－ファンの皆さんへメッセージをどうぞ。
「今回も応援ありがとうございました。次は競輪祭になると思うけど、もっと自力を出してアピールできたらなと思います。競輪祭、グランプリ、どちらもしっかり優勝できるように頑張りたいです！競技の方は今シーズンオフで2月からシーズンが始まりますが、もっともっと強くなれるように練習を頑張って、シーズンインから金メダルをとれるように狙っていきたいと思います！」

佐藤水菜（さとう・みな）
神奈川・114期・L級1班　1998年12月7日生まれ。体重163cm　体重59kg
Ｑ場内の雰囲気はどうでしたか？
「今回は女性の声援も多くて、だからこそカッコいい姿を見せたいなと思いました」