5月29日日本競輪選手養成所・講堂に於いてパリ2024オリンピック トラック自転車競技代表候補選手発表記者会見が行われ、公益財団法人日本自転車競技連盟の中野浩一選手強化スーパーバイザーから正選手男子7名、女子6名、リザーブ選手2名の発表と、合わせて各選手の出場する種目も発表されました。
この内、競輪選手は男子5名、女子3名が出場します。
男子は、短距離種目スプリントに太田海也、小原佑太、ケイリンに太田海也、中野慎詞、チームスプリントに太田海也、小原佑太が出場します。中距離種目オムニアムに窪木一茂、マディソンに窪木一茂、橋本英也、チームパーシュートには橋本英也、窪木一茂、中野慎詞が出場します。
女子は短距離種目スプリント、ケイリンに佐藤水菜、太田りゆが出場します。中距離種目はマディソン、チームパーシュートに内野艶和が出場します。
サプライズは中野慎詞がチームパーシュートに出場すると発表された事でしょう。
この出場の経緯は枠を獲れたが枠以上の選手が出場出来ないルールとなっており、その枠内でメダルを目指すために短距離の中野慎詞を中距離のチームパーシュートを走らせ、ケイリンの出場を可能とし、ケイリンでメダル獲得を目指すというものです。一見、チームパーシュートは捨てたのかに見える選手選考ですが、中野慎詞がチームパーシュートのメンバーになっても上位を目指すとブノアヘッドコーチから説明がありました。
必勝体制で臨むパリオリンピックでメダルの獲得に期待しましょう。
男子出場選手
女子出場選手
マディソン 内野艶和 垣田真穂
オムニアム 梶原悠未
リザーブ選手 松田祥位 梅川風子
個別取材の様子。