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第4回競輪祭女子王座戦展望
レース展望 2026.11.04

第4回競輪祭女子王座戦展望

#グレードレース展望

 

第4回競輪祭女子王座戦(GⅠ)が小倉競輪場で開催される。男子の競輪祭との同時開催で28名のガールズ選手によって3日間のトーナメント制で実施されるが、優勝者には年末のガールズグランプリの出場権が与えられるとともに、大会終了時点での獲得賞金ランキングによってガールズグランプリの出場選手が決定される。もちろん優勝候補の筆頭は絶対女王の佐藤水菜だが、今年は3大会のGIすべてで優出している太田りゆと尾崎睦や、女子オールスター競輪で準優勝の梅川風子の一発も侮れず、地元戦での復活を狙う児玉碧衣の走りにも注目したい。

佐藤水菜 神奈川 114期
 絶対女王・佐藤水菜は昨年のガールズグランプリの優勝を挟み、2024年11月の競輪祭女子王座戦から今年8月の女子オールスター競輪までGIは8連覇中だ。しかも昨年4月のオールガールズクラシックは準決で2着だったが、それ以外はすべて完全優勝なのだから恐れ入る。ガールズケイリンは7名による競走だから展開次第ではと考えたいところだが、スピードの絶対値が違うのだから負ける要素は見当たらない。昨年の競輪祭女子王座戦でも準決で11秒7の上がりタイムを叩き出しており、今回も圧倒的なスピードを見せつけてくれるだろう。

尾崎睦 神奈川 108期
 尾崎睦は昨年のガールズグランプリでは佐藤水菜に続いての準優勝と健闘。地元の平塚バンクで優勝の佐藤に負けないくらいの拍手喝采を受けた。今年も4月のオールガールズクラシック、6月のパールカップ、8月の女子オールスター競輪で優出しており、昨年の競輪祭女子王座戦から4大会連続の優出となっている。今回の28名の出場選手の中では最年長ながら、その抜群の安定感は日頃の鍛錬の賜物だろうし、尾崎のGI初優勝を待ち望んでいるファンも多いはず。今回も持ち味の巧みな位置取りでチャンスを掴んでいく。

太田りゆ 埼玉 112期
 太田りゆは2024年のパリ五輪を最後に自転車競技から引退、以後はガールズケイリンに専念し同年の競輪祭女子王座戦では準優勝と健闘した。ところがその後はなかなか波に乗れず、昨年はGIでの優出がなくオリンピアンの本領発揮とはいかなかった。しかし、今年は4月のオールガールズクラシックでの準優勝を皮切りに6月のパールカップと8月の女子オールスター競輪でも優出を果たし、獲得賞金ランキングでのガールズグランプリ初出場も見えてきており、このままの勢いで今回はGI初優勝を狙っていく。

仲澤春香 福井 126期
 仲澤春香はJCFトラック短距離の強化指定に名を連ねていてガールズケイリンの出走は多くないが、昨年は3大会のGIに出場してすべて優出と期待どおりの活躍を見せている。残念ながら11月の競輪祭女子王座戦では落車・失格となったが、今年6月のパールカップ決勝では汚名返上とばかりに積極的に逃げて、佐藤水菜の捲りに屈したものの2着に粘り込んでいる。8月の女子オールスター競輪では準決で尾方真生に主導権を取られて4着と敗れたが、3日目特選ではやはり逃げ粘りの2着と調子は悪くなく、今回も積極果敢な走りを期待したい。

児玉碧衣 福岡 108期
 児玉碧衣は競輪祭女子王座戦の第1回大会から昨年の第3回大会まで連続で優出を逃しており、地元ファンの期待に応えるためにも今回こその優出を目指して臨んでくるだろう。一時期は燃え尽き症候群と称されるほど落ち込んでいたが、佐藤水菜の活躍に刺激を受けてガールズケイリンへの情熱を取り戻し、徐々に調子を上げてきている。今年は6月のパールカップでは優出を決めながら足首の捻挫で当日欠場というアクシデントがあったが、4月のオールガールズクラシックと8月の女子オールスター競輪はともに決勝3着と好調だ。

山原さくら 山口 104期
 山原さくらは結果は6着だったが昨年は3年ぶりにガールズグランプリ出場を果たしている。今年も4月のオールガールズクラシックで優出と引き続き調子はいい。6月のパールカップは準決で敗れたが、予選と3日目選抜は捲りで1着と持ち味の豪快な仕掛けは健在だ。8月の女子オールスター競輪も準決で敗れたが、今年は10月の前橋までに17回優勝し、獲得賞金ランキングでは4位と2年連続のガールズグランプリ出場を狙える位置につけている。今回も年末の大一番を目指して山原らしい大胆不敵な走りで奮闘してくれるだろう。

梅川風子 東京 112期
 梅川風子は今年前半はやや低調で、4月のオールガールズクラシックは準決敗退、6月のパールカップはまさかの予選敗退に終わったが、8月の女子オールスター競輪決勝では佐藤水菜の逃げを懸命に追いかけて準優勝と健闘した。競輪祭女子王座戦との相性もよく、2023年の第1回大会は決勝で佐藤水菜の捲りを差して完全優勝、第2回大会は決勝7着に終わったが、第3回大会は2連勝の勝ち上がりで決勝は佐藤水菜に続いての準優勝だった。今回も相手は強力だが、打倒佐藤を目標に2度目の優勝を狙っていく。


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