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ところで、競輪とオートレースの売り上げの一部が補助事業として、社会に貢献をしていることをご存じでしょうか？
競輪とオートレース補助事業のコマーシャルをご覧になった方もいるかもしれませんが、ぜひこの機会に、競輪とオートレース補助事業がどんな内容なのかを知っていただければと思います。
地域社会を活性化して社会貢献！
競輪とオートレースの売上金の一部は、公益財団法人JKAを通じて、社会貢献のための補助事業に充てられています。
この補助事業は、主に以下の2つの分野に大別され、その内容はそれぞれ多岐にわたります。
【機械振興補助事業】
・環境問題、省エネルギー分野の振興
・ものづくり支援、IT等先端技術の開発
・研究支援
・防災・減災 など
【公益事業振興補助事業】
・スポーツ・パラスポーツへの支援
・子ども、障がい者、高齢者に対する福祉支援
・感染症対策など医療、難病への支援
・芸能・音楽・映画など文化の振興 など
また、2025年度に採択された競輪とオートレースの補助事業件数と総額は、機械振興補助事業が558件、公益事業振興補助事業が387件の合計945件、総額は8,704,582,000円です。競輪とオートレースが社会貢献に大きく関わっていることが分かると思います。
さて、このたび競輪とオートレースの補助事業が、地域社会を支援している事が実感出来る催しを取材してきました。
2025年4月13日、別府競輪場で行われた競輪とオートレースの補助事業の交付式です。
公益財団法人JKA長谷川雅浩常務理事挨拶
別府競輪場で行われた交付式は、大分県内で補助事業を実施する団体に補助金の交付をお知らせすることと、補助事業が地域社会に密接していることを多くの方に知っていただくための催しです。特に競輪場で行われる交付式では、競輪ファンのお客様に競輪の売り上げの一部が社会貢献に大きく役立っている事を知っていただきたいという思いもあります。
別府競輪場で行われた交付式には下記の補助事業者、個人の方々が参列いたしました。
〇交付式参列補助事業者 及び 補助内容
■社会福祉法人 太陽の家 福祉車両の整備
■社会福祉法人 一燈園 福祉車両の整備
■社会福祉法人 大分福祉会 福祉機器の整備
■大分県 公設工業試験研究所等における機械設備拡充
■大分工業高等専門学校 電気電子工学科 田中大輔 自浄作用を有する黒体ライクな反射防止膜の開発
■一般社団法人 おおいたスポーツマネジメント 自転車競技の普及促進及び競技力の向上に資する事業
また、競輪から阿部将大選手、オートレースから中村杏亮選手が列席し、競輪とオートレースの売り上げの一部が社会貢献に一役買っている事を語りました。その後、別府競輪場にお越しになったお客様たちの前でトークショーを行い、競輪とオートレースの補助事業が社会に大きく貢献していることをPRしていました。
阿部将大選手、中村杏亮選手に競輪とオートレースの補助事業について聞いてみました。
競輪 阿部将大（大分・117期）
「交付式の列席にあたりとても緊張したんですけど、こういう事業があることで僕たちもやりがいを感じますし、今後レースを頑張っていかないといけないなと思いました。(補助事業先の)太陽の家は、高校の学校の下にあったので、知っていました。その他の補助事業先は知る機会がなかったので、こういう機会をもらって知ることができて、いい経験になったなと思い ます。地域の皆さんあってこその私達なので、やっぱりそこに貢献することをしっかり胸に刻んで、今後も頑張りたいと思いました。競輪のお客様には、車券に貢献することが一番大切だと思っています。またそれが社会貢献に繋がると思います」
オートレースから中村杏亮（福岡・33期）
「検診車に競輪とオートレースの補助事業のマークがついていることを知っているぐらいでした。今日参列していろいろな話を聞いて、このようなことで補助事業に貢献できているんだなっていうのがよくわかったので、すごくいい機会だったと思いました。競走はいつも一生懸命走るのは当たり前と思うんですけど、こういうことを知ったのでより一層社会貢献できるように一走一走頑張りたいなと思いましたね。 普段競走とかで一番心がけているところは事故なく安全に走ることで、その中でも際どいせめぎ合いをしないといけません。安全かつちょっとスリルがあるようなことは意識しています。このような社会貢献にオートレースと競輪が役立っているということを少しでも知ってもらえたらいいので、今後も一層頑張るだけですね 」
これからもより多くの社会貢献を競輪とオートレースは行っていきます。
更に競輪とオートレースの補助事業について知りたい方はこちら
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