今年も高松宮記念杯の季節がやってまいりました。今年からは大きく変わって、ガールズケイリンのGI「パールカップ」も並行して行われます。また6日制のGIに戻ったのが特徴となります。
6日制はいつ以来って調べたら1997年第39回高松宮杯競輪でした。
この当時を覚えている方がいらっしゃったら、ああそうそうと思われると思いますが、西日本で行われる6日間競輪は前半の3日間は東日本の競輪場では場外売りしていなかったのですよね。

　その6日間の熱い戦いがまた今年から蘇るというわけです。

ところが単純に蘇るわけではなく、一次予選の勝ち上がりがポイント制となって１と2が行われます。こちらの獲得ポイントが高い順に特別レース、二次予選に進出できるという概定番組です。宮杯恒例の東西に分かれて勝ち上がりますから、興味深い番組が連発されるはずです。普段見られないレースが存分に楽しめます！

注目選手　　東

眞杉匠　栃木　113期

宇都宮記念での連日の活躍が印象的でしたね。特に初日の新山響平との先行争いは地元の意地を見せた競走でした。そして優勝と4日間大活躍だったと思います。続く富山の全プロ記念でも積極的に逃げて良い競走を見せています。今回の高松宮記念杯も積極的な良い競走を見せてくれるはずです。

北井佑季　神奈川　119期

密かに期待したいのが北井です。今のところグレードレースではなかなか結果に結び付いていませんが、今回は東に強力な先行選手が少ない為、潰しあう番組にはなりづらそうなのでここは大活躍のチャンスがきそうです。注目していきましょう。

注目選手　西

山口拳矢　岐阜　117期

言わずと知れた今やダービー王となった山口拳矢をやはり西の筆頭に挙げたいですね。レースの流れの読みは抜群ですよね。特に単騎戦の時は凄いと思います。脚質的に先行ではないので自在か捲りになるのは当然として、更に磨きを掛けて最強の自在脚になってほしいですね。期待しましょう。

古性優作　大阪　100期

中団から一気に捲るスピードは目を見張るものがあります。富山のSPR賞の古性は前団がごちゃついているところを一気に捲って勝利をゲット。また脇本雄太と別線でも活躍できるところを見せたのは大きいですね。今回はまた別線の選択があるかもしれません。SPR賞の結果をインプットしておきましょう。

　

パールカップ(GI)直前展望

ガールズケイリン初めてのGI開催となります。こちらも東西に分かれて予選を戦います。今から楽しみなレースとなりそうですよ！

注目選手　東

久米　詩　静岡　116期

今強い選手を上げるとしたら、久米詩でしょう。6月4日現在14連勝中。途中コレクション優勝がはいっていますから、その強さが分かると思います。東で今の久米に対抗できるとしたら、飯田風音が面白そうです。ここは順当に勝ち上がってまずは決勝進出を目指して欲しいですね。

注目選手　西

坂口楓華　京都　112期

ガールズ連勝記録更新なるかと期待されましたが、惜しくも更新ならずと残念でしたが、依然調子は変わっていないと見えます。西側はかなりメンバーが強力で勝ち上がるのは難しいとは思いますが、今の坂口なら撃破して決勝に進出してくるでしょう。それだけの実力がついてきている連勝だと思います。頑張ってほしいですね。