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第123回生・第124回生 第2回記録会
養成所物語 2022.09.07

第123回生・第124回生 第2回記録会

#養成所物語

ゴールデンキャップ2名誕生!

8月29日から31日にかけ第123回生・第124回生の『第2回記録会』が行われました。

初日は、午前中に200mタイムトライアル、午後に女子は500mタイムトライアル、男子は1000mタイムトライアルの計測。

2日目は400mタイムトライアル。

3日目、女子は2000mタイムトライアル、男子は3000mタイムトライアルを走りました。

結果、荒川達郎(埼玉)と稲毛知也(和歌山)の2人のゴールデンキャップが生まれました。しかし、4種目中1種目だけタイムが届かずにゴールデンキャップを逃した候補生も多くいました。第1回記録会よりもタイムを伸ばした候補生も多く、力をつけていることがよくわかる結果となりました。

★123回生(男子)

【200mタイムトライアル】

1位 梶原海斗(福岡)10秒80

2位 黒瀬浩太郎(広島)10秒83

3位 荒川達郎(埼玉)10秒84

梶原海斗
黒瀬浩太郎
荒川達郎

【400mタイムトライアル】

1位 稲毛知也(和歌山)22秒19

2位 黒瀬浩太郎(広島)22秒29

3位 梶原海斗(福岡)22秒34

稲毛知也
黒瀬浩太郎
梶原海斗

【1000mタイムトライアル】

1位 荒川達郎(埼玉)1分07秒07

2位 青木瑞樹(岡山)1分07秒77

3位 松崎広太(茨城)1分07秒85

荒川達郎
青木瑞樹
松崎広太

【3000mタイムトライアル】

1位 棚瀬義大(岐阜)3分36秒95

2位 松崎広太(茨城)3分39秒12

3位 青木瑞樹(岡山)3分39秒38

棚瀬義大
松崎広太
青木瑞樹

★124回生(女子)

【200mタイムトライアル】

1位 高橋美沙紀(愛知)12秒28

2位 宇野紅音(岐阜)12秒30

3位 熊谷芽緯(岩手)12秒35

高橋美沙紀
宇野紅音
熊谷芽緯

【400mタイムトライアル】

1位 宇野紅音(岐阜)25秒21

2位 高橋美沙紀(愛知)25秒46

3位 松井優佳(大阪)25秒50

宇野紅音
高橋美沙紀
松井優佳

【500mタイムトライアル】

1位 松井優佳(大阪)37秒27

2位 熊谷芽緯(岩手)37秒40

3位 高橋美沙紀(愛知)37秒79

松井優佳
熊谷芽緯
高橋美沙紀

【2000mタイムトライアル】

1位 熊谷碩子(東京)2分41秒50

2位 山口優依(愛知)2分42秒54

3位 五味田奈穂(千葉)2分42秒99

熊谷碩子
山口優依
五味田奈穂

ゴールデンキャップ獲得者&各種目1位~3位候補生コメント

★123回生(男子)

■稲毛知也(和歌山)

ゴールデンキャップ獲得・400mTT 1位

「獲得できてよかったです。3000mTTが不安でしたが、同回生の皆がたくさん応援してくれたので、行くしかないと思って頑張れました。競走訓練では勝てるように頑張りたいと思います」

■荒川達郎(埼玉)

ゴールデンキャップ獲得・1000mTT 1位・200mTT 3位

「ゴールデンキャップをとれて一安心しました。3000mTTが苦手だったので不安だったんですけど、1回目は暴走気味に走って失敗したので反省して、ペースで刻んで走って、とれたのでよかったです。200mTTは天候が不安定で本当はもっと出したかったけど、タイムを出せたのは1つ自信になりました。1000mTTも天候があんまり良くなくて本当はもっといいタイムを目指していましたが、1番は嬉しいけどタイム的には納得できてないです。競走訓練は、今までの競技と違うところもたくさんあると思うので、余すことなく勉強して、デビュー後に困らないようにしていきたいです」

■梶原海斗(福岡)

200mTT 1位・400mTT 3位

「天候が悪くて、それを言い訳にするのはカッコ悪いですが、タイムが出なかったのが悔しいですね。ゴールデンキャップまであと3000mTTだけでした。途中まで可能性があっただけに悔しいです。400mTTはバックが向かい風でそこで風に負けて流した感じになったのでそこが反省点ですね。あそこをもっと踏み込めたらもっとタイムが出たと思うので課題です。200mTTはタイム的にはよくなかったですね。学校記録を狙っていたので、全く納得はできていないです。競走訓練では先行で逃げ切れるように、しっかり脚力をつけていって、1レース1レース考えながら走りたいです」

■棚瀬義大(岐阜)

3000mTT 1位

「全体的に前回よりもタイムはあがったのでよかったかなと思います。3000mTTは1番を取れたのはよかったですね。同県の橋本英也さんの記録を目指したんですけど、それはさすがに無理で(笑)、40秒を切れればいいかなと思ったんですけど、調子がよくて最後あげることができました。競走訓練は、ダッシュがないので、突っ張って先行やカマシたりして、とりあえず先行の本数を一番多く取りたいなと思います」

■黒瀬浩太郎(広島)

200mTT 2位・400mTT 2位

「個人的に納得がいっているのは400mTTだけで、その他のタイムは不甲斐ない結果だったと思います。(400mTT)目標はあと0.2秒縮めたかったんですけど、自己ベストは出ました。1番かなと思ったけど稲毛さんに抜かれたのはちょっと残念です。200mTTは天候があまりよくなかったんですけど、かかりはよかったのでタイムは10秒6を出したかったけど届かず、こちらも梶原さんに負けてしまったのが悔しいです。競走訓練では、先行、捲り、差しなど色んなパターンを仕掛けていって、色んな勝ち方ができるようになりたいです」

■青木瑞樹(岡山)

1000mTT 2位・3000mTT 3位

「練習からいいタイムが出ていたのでゴールデンキャップを取れるかと思っていたんですけど200mTTで取れなくて悔しかったです。1000mTTは思ったよりもスピードが乗らなかったけど後半までスピードは維持できたのでゴールデンキャップのタイムは切れました。3000mTTは23秒台で回り続けようと思ったんですけど最後の方はたれてしまったので目標のタイムは出なかったですが、30秒台を出せたのでよかったです。競走訓練は先行を主体に頑張っていきたいと思います」

■松崎広太(茨城)

1000mTT 3位・3000mTT 2位

「200mTTでゴールデンキャップを逃したのがちょっと悔しいですね。次こそ天候に負けない脚力を作りたいと思います。1000mTTは練習と同じタイムを出せてよかったです。3000mTTも第1回よりもタイムを出せたので良かったと思います。もともと中長距離で、集団で走ることは慣れているので、競争訓練では力を発揮できたらと思います」

■高橋美沙紀(愛知)

200mTT 1位・400mTT 2位・500mTT 3位

「自分のベストタイムは出せたのでそこはよかったかなと思います。200mTTはまず自己ベストを出すことを目標にしていたので、そこに順位がついてきて、自分でも1位を出せると思ってなかったので素直に嬉しいです。500mTTは前回38秒台だったので今回37秒台を出せたのは嬉しいですね。400mTTはゴールデンキャップのタイムは切れたので自信につながったし、これからも頑張っていこうと思いました。競走訓練は記録会と違って1人で走るものではないので、いい緊張感を持っていければと思っています」

■宇野紅音(岐阜)

400mTT 1位・200mTT 2位

「2000mTTでゴールデンキャップを逃してしまって悔しい部分と、それ以外は自己ベストを出せたことは良かったと思います。200mTTは1番と0.02秒差だったので悔しかったけど、タイムはよかったと思います。400mTTは1番だったことは嬉しいけど、24秒を目指していたのでタイム的には悔しいですね。次の記録会では自己ベストの更新とゴールデンキャップを取りたいです。競走訓練は先行逃げ切りで勝てる選手になりたいけど、せっかく先生方に教わることができるいい環境なので色んな競走をしたいと思います」

■松井優佳(大阪)

500mTT 1位・400mTT 3位

「200mTTのタイムは思ったよりもタイムが伸びなかったんですけども、その他はタイムが伸びていたので、200mTTの反省をしつつ全体的には成長を感じられたと思います。400mTTこそはタイムを出したいと思っていたので、自分では頑張れたとは思いますが、もっとタイムを出している人はいるし、先輩たちのタイムを見てももっともっと強い人たちがいるので負けていられないですね。500mTTは大学でも専門でやってきたので1番でよかったです。ただ36秒台を目標にしていたので、まだ実力が足らないですね。競走訓練はタイムが出せるからといって勝てるわけではないので、人の動きとかみていって、レースを動かせる選手になりたいと思います」

■熊谷碩子(東京)

2000mTT 1位

「初日の200mTTと500mTTがダメだったので、2日目の400mTTと3日目の2000mTTで取り返せるように頑張りました。2000mTTは、まずは白帽のタイムを切れるようにと思っていて、1番を取れると思っていませんでした。T教場で滝澤先生が鍛えてくれた結果だと思います。ダッシュ力はまだないんですけど、競走訓練で力をつけて勝てる選手になれるように頑張っていきたいと思います」

熊谷芽緯(岩手)

200mTT 3位・500mTT 2位

「タイムもあがっているし、自分の成長を感じることのできる記録会になりました。(200mTTは)12秒フラットを狙っていたんですけど、そこには及ばなかったのでもっと力をつけたいと思います。高校でも自転車競技をやってきたんですけど、38秒台は大会で出たことがなかったので、今回37秒前半を出せて、まだまだ伸びしろがあるんだなって感じました。競走訓練でも常に1番を取れるように頑張っていこうと思っています」

■山口優依(愛知)

2000mTT 2位

「前回は400mTT出し切れなくて白帽を逃したんですけど、今回は白帽を取れてとても嬉しく思います。2000mTTは熊谷候補生が1番で、自分が2番だったので悔しいんですけど、これが今の実力と受け止めます。第3回はゴールデンキャップのタイムを目指したいと思います。競走訓練は、今は先行で勝負していきたいと思います。それから今のうちに試せる戦法は試して、自分の得意を見つけていきたいですね」

■五味田奈穂(千葉)

2000mTT 3位

「今回は自分の中ではあまり納得はいってないですね。入ってから3・4か月で力はついていますが、ここにピークを合わせられなかったことが敗因だったと思います。2000mTTは納得できるようなタイムでも順位でもないですね。前回1位で今回は3位、ゴールデンキャップのタイムを切りたかったので、そこは悔しい結果になってしまいました。競走訓練では、先行で勝てるような脚力をつけられるように積極的に仕掛けていきたいです」

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