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129回生・130回生 入所式
養成所物語 2025.05.21

129回生・130回生 入所式

#養成所物語

5月13日に、129回生(男子)72名と130回生(女子)21名の入所式が行われました。
神山雄一郎所長になり初めての入所式。1人ずつ名前が呼ばれると候補生たちは大きな声で返事をし、しっかりと所長の目を見ていました。
きびきびした動きにこれからの養成所で強くなっていく、そんな期待が高まります!

名前を呼ばれ、返事する候補生
名前を呼ばれた候補生たちを1人ずつ見つめる所長
神山雄一郎所長式辞
木戸寛JKA会長訓辞
誓いの言葉 129回生代表・山本真候補生
誓いの言葉 130回生代表・前田真希候補生

■注目候補生コメント

松田祥位(静岡・25歳)

「中長距離でやっている中で橋本英也選手や窪木一茂選手に触発され、オリンピックも終わってキリもいいので、新しいことをしたいと思って競輪選手を目指しました。師匠は、競技にも理解ある方なので静岡の田中誇士さんにお願いしました。(自転車競技)ロード、中長距離、競輪と段々と短くなっているんですけど(笑)、ここでスプリント力をつけていって、また世界に挑戦できるかもしれないと期待しています。自転車競技は全てつながっていると思うので、競輪の感覚的なところからロードのちょっとロジック的なところまで全部吸収していければいいなと思います。いつも応援してくださる方に、海外ばかりでなかなか応援できないという声も聞くので、これからは競輪選手になって全国各地で走り回ろうと思いますので、これからも応援よろしくお願いします!」

兒島直樹(福岡・24歳)

「昨年のパリ五輪で落選して、自分は本当にオリンピックに出たかったんですけど出られずに悔しくて。ロサンゼルスとブリスベンのオリンピックを目指すために、自分の弱点であるスプリント力を強化したいです。養成所は素晴らしい場所なので、ここでの1年間を経て強くなれるよう入所を決めました。高校の同級生に後藤大輝選手がいるんですけど、その縁で師匠は桑原亮さんにお願いしました。時間が決められている生活はちょっと大変ですけど、日本大学1年生時代の生活も大変だったので、大丈夫かなと思います(笑)。卒業して選手になったら、また皆さんに応援してもらえる選手になれるように日々頑張っていきますので、応援よろしくお願いします!」

沢田桂太郎(大分・27歳)

「もともとナショナルチームでずっとやってきて、周りに競輪選手のレジェンドのような人たちがたくさんいらっしゃって、競輪を身近に感じつつも、まだ競輪選手は早いかなと思っていたんです。でも、大分のスパークルに入って、そこで別府競輪場で練習することも増えて、昔、一緒に戦っていた先輩だとか同級生とか後輩が競輪を走っている姿を見て、競輪いいなって思うようになりました。出身地の宮城で登録するか大分で登録するか悩んだんですけど、僕はまだロードもやっていきたいと思うので、大分で登録して、スパークルで活動しながら競輪も頑張っていきたいと思います。師匠は一丸尚伍さんにお願いしました。もともと脚質も似ているし、活動の仕方も似ているのかなと思うので、一緒に頑張っていければな、と思っています。養成所では、早期卒業を目指したいですが、まだ現実的ではないので、まずはゴールデンキャップを目標に頑張りたいです。今までロードやトラック競技で応援してくださった皆様も、やっと競輪選手になるんだって思う方もいると思いますので(笑)、引き続きロードと競輪の二刀流で頑張っていく沢田を応援していただければ嬉しいです!」

榊枝天旺(福島・19歳)

「父(榊枝輝文)が選手で昔から競輪を知っていたけど、あまり競輪をカッコいいと思ったことがなかったんです。でも、世界選手権などをテレビで見ていて、トラック競技がカッコよく見えて、それで幼い頃から目指そうと思っていました。入所式を迎えた心境は、養成所を出て、競輪選手になることがずっと1つの目標だったので、そのスタートラインに立てて嬉しい気持ちもありますが、まだ生活に慣れてなくて大変なところもあります。高校の時の経歴はないものと考え、これから吸収できるだけ吸収しようと思っています。タイムだけにこだわらず、デビューしてから活躍できるように、自分に足らない部分を補って卒業を迎えられたらと思います。高校時代は皆さんの応援のおかげで順調にくることができました。これからも上を目指して、毎日練習に励みますので、デビューした時には声援よろしくお願いします!」

カラギアニス 紗世子 アントワネット(和歌山・29歳)

「ヨガのインストラクターとして働いていたんですけども、その時に和歌山の支部長の稲毛健太さんから声をかけていただきました。バンクに来てみてと誘っていただいて、気づけば自転車に乗っていた感じです。師匠は高校の先輩の石塚輪太郎さんになってもらいました。憧れは奥井迪さんで、走りがカッコいいなと思っています。あまり自転車の経験もないですし、養成所では10か月間ついていくのに必死だとは思いますが、強い選手になれるように頑張りたいと思います!」

古山稀絵(静岡・27歳)

「2023年の11月まで中長距離の日本代表としてやってきましたが、オリンピックを目指せなくなったので自転車から引退をしようと思いました。でも、私は自転車が好きでもうちょっと頑張りたいなと思って、競輪選手を目指そうと思いました。師匠は飯田義広さんにお願いしました。養成所生活は、何年振りかの集団生活で、10歳近く離れた子たちとの生活は、懐かしさを覚えたり、規律がたくさんあるので慣れるまで大変だなって思いながら、過ごしています。昨日タイヤ張りをしたんですけど、ナショナルチームのメカニックの森(昭雄)さんに感謝しながら張ってました。競技経験は長いので、若い子たちに負けないように最後まで諦めずに頑張りたいです。今はガールズケイリンのレベルもあがって、ダッシュもスピードも自分はまだ足らないので、先輩たちと戦えるように鍛えていきたいと思います。今まで応援してくれた方々も、私の復帰を持ち望んでくれる方もいると思うので、これからも応援してもらえるように精いっぱい10か月間頑張っていきたいと思います!!」

小原乃亜(岩手・22歳)

「自転車競技が大好きなので、自転車を仕事にしたい、アスリートとして生きたいと思い、競輪選手を目指しました。師匠は佐藤博紀選手です。師匠方には『1年間しっかり頑張って、強くなってきてね』と言われました。とても優しい師匠ですね。養成所でしっかりレベルアップして、ゴールデンキャップを獲れるように頑張りたいと思います! デビューしたら、自力でしっかり勝てるよう、アスリートとしても人間としてもしっかりした人間になりたいと思っています。ナショナルチームの皆からは『頑張ってきてね』って言われて、あと、仲澤春香選手や酒井亜樹選手に行動訓練の仕方やJKA体操のやり方を少し習ってきました(笑)。競技の方では出させてもらえる大会でしっかり結果を出して、コーチたちにアピールできるように頑張りたいと思います。人間としても選手としても強い選手になれるように頑張っていきますので、デビューしたら応援よろしくお願いします!」

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