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第125回生・第126回生 第1回記録会
養成所物語 2023.06.14

第125回生・第126回生 第1回記録会

#養成所物語

ゴールデンキャップが1名誕生!

5月26日に入所式を迎えた第125回生(男子)・第126回生(女子)の第1回記録会が5月30日~6月1日の3日間にわたり実施されました。
悪天候のため一日順延となり、スケジュールも当初の予定から変更に。
初日は男女とも午前中に200mタイムトライアル、午後から女子が500mタイムトライアル、男子が1000mタイムトライアルを計測。
2日目は男女とも午前中に400mタイムトライアル、午後は男子の3000mタイムトライアル。
3日目は午後から女子の2000mタイムトライアルが行われました。
男子は3種目めの400mタイムトライアルが終わった時点で中石湊(北海道)、角田光(福島)、谷内健太(京都)、阿部英斗(福岡)、福田健太(宮城)の5名がゴールデンキャップに王手をかけましたが、全員が最後の3000mタイムトライアルで基準タイムをクリアできず、残念ながらゴールデンキャップを逃しました。
女子はボート競技出身の仲澤春香(福井)が全ての種目で1位を獲得、そして今回唯一のゴールデンキャップ獲得者となりました。

★125回生(男子)

【200mタイムトライアル】
1位 中石湊(北海道) 10秒81
2位 角田光(福島) 10秒91
3位 福田健太(宮城) 10秒94

1位 中石湊
2位 角田光
3位 福田健太

【400mフライングダッシュ】
1位 中石湊(北海道) 22秒31
2位 阿部英斗(福岡) 22秒68
3位 角田光(福島) 22秒82
3位 谷内健太(京都) 22秒82 

1位 中石湊
2位 阿部英斗
3位 角田光
3位 谷内健太

【1000mタイムトライアル】
1位 中石湊(北海道) 1分05秒93
2位 角田光(福島) 1分07秒37
3位 中村龍吉(福島) 1分07秒38

1位 中石湊
2位 角田光
3位 中村龍吉

【3000mタイムトライアル】
1位 松本昂大(長崎) 3分44秒24
2位 貝原涼太(栃木) 3分46秒01
3位 久田朔(大阪) 3分47秒81

1位  松本昂大
2位 貝原涼太
3位 久田朔

★126回生(女子)

【200mタイムトライアル】
1位 仲澤春香(福井) 12秒02
2位 中島瞳(埼玉) 12秒42
3位 伊藤優里(三重) 12秒52

1位 仲澤春香
2位 中島瞳
3位 伊藤優里

【400mタイムトライアル】
1位 仲澤春香(福井) 25秒13
2位 中島瞳(埼玉) 25秒80
3位 大浦彩瑛(神奈川) 26秒10 

1位 仲澤春香
2位 中島瞳(埼玉)
3位 大浦彩瑛(神奈川)

【500mタイムトライアル】
1位 仲澤春香(福井) 36秒91
2位 大浦彩瑛(神奈川) 37秒44
3位 伊藤優里(三重) 38秒02

1位 仲澤春香
2位 大浦彩瑛
3位 伊藤優里

【2000mタイムトライアル】
1位 仲澤春香(福井) 2分39秒29
2位 平子結菜(三重) 2分44秒89
3位 磯村光舞(山口) 2分46秒01

1位 仲澤春香
2位 平子結菜
3位 磯村光舞

ゴールデンキャップ獲得者&各種目1位~3位候補生コメント

★125回生(男子)

■中石湊(北海道) 

200mTT 1位・400mTT 1位・1000mTT 1位

「200mと400mでは思うようなタイムが出なかったのですが、得意な1000mでは1分5秒台に入れられて嬉しかったです。3000mは走ったことがなかったのでペース配分が難しく、想定よりも遅いペースで入ってしまったことで脚を余らせて終わってしまい、とても後悔しています。今回の第1回記録会は、順延や悪天候などいろいろありましたが、自分の弱いところがよく分かった2日間でした。短距離種目は自分の力をしっかり出し切れたと思うので、次の第2回記録会では3000mでも力を発揮できるよう不安を残さず準備して走りたいと思います」

■角田光(福島) 

200mTT 2位・400mTT 3位・1000mTT 2位

「200mは自己ベストを出すことができましたが、400mはもう少し出したかったというのが本音です。1000mは後半もっとしっかり踏み上げることができれば6秒台も出せたかなと思いますが、どれもトップタイムの中石くんとは数字よりも差を感じました。3000mはゴールデンキャップを狙ってちょっと飛ばし気味に入りましたが、後半に失速してしまい、悔しい結果になりました。今回の記録会では自分の得意なダッシュとかスピードは結構出せたかなと思いますが、持久力や走行技術など弱いところも明確に出ていたので、しっかりそういうところを強化して、次はゴールデンキャップを獲れるように頑張りたいと思います」

■福田健太(宮城) 

200mTT 3位

「僕は高校、大学と自転車競技の短距離をずっとやってきたので、その頃のタイムから見ると全体的にもう少し出したかったなという気持ちはあります。大学で1000mを専門にやっていたので、やはり1000mはいいタイムを出したかったのですが、結果はあまり良くありませんでした。養成所ではもっと練習して負けない脚を作っていけたらと思います。1000mが得意ということもあるので、力強い先行ができる選手になれるよう頑張っていきたいです」

■阿部英斗(福岡) 

400mTT 2位

「200mは思っているよりもタイムが出ていなくて、ここが課題だなと思いました。

400mはこんなにいいタイムが出るとは思っていなかったですし、1000mもこれまでベストが1分9秒台だったのが7秒台に入れられたので、自分でも驚きました。3000mは最初の1周を速く入りすぎて、それをキープできなかったのが…。ゴールデンキャップも狙えるかなと思ったのですが、まだちょっと厳しかったです。自分の持ち味はレース勘の良さだったり、レースの組み立てが得意なところだと思っていますが、脚力そのものが足りずに2着や3着になることも多かったので、養成所では自分で先行や捲りができて、脚でも負けない選手になれるよう頑張りたいです」

■谷内健太(京都) 

400mTT 3位

「400mは練習でそんなにタイムが出ていなかったので、あまり気負いせずに臨めたことがタイムが出た要因なのかなと思います。3000mはゴールデンキャップを狙って走りましたが、突っ込みが遅かったのか後半でタレてしまいました。学生時代は自転車競技の中長距離代表としてやらせてもらっていたので、初めて鉄のフレームで3000mを走りましたが、この結果には情けない気持ちと悔しい気持ちでいっぱいです。200mと1000mに関しては全力を出し切る走りができなかったと実感しているので、今後の記録会ではしっかり自分の力を出し切れるように練習していきたいと思います」

■中村龍吉(福島) 

1000mTT 3位

「1000mのタイムは自己ベストが出て、練習よりもだいぶ余裕があったので嬉しいです。200mも養成所にきてから一番いいタイムが出せたので、今回の記録会に向けてちゃんと調整ができたかなと感じます。自分は高校でロード、大学で中距離をやっていました。今まで有酸素系の練習ばかりやっていたので、師匠の成田和也選手の下、短時間で高い出力を出せる練習もやってきました。ここにくるまでいろいろな先輩方にお世話になったので、先輩方の前を走らせてもらえるような立派な先行選手を目指して頑張っていきたいと思います」

■松本昂大(長崎) 

3000mTT 1位

「3000mを走ること自体あまり経験がなく、それほどタイムが出るとは思っていなかったので、とても嬉しいです。高校時代から自転車競技をやっていて、短距離でしたがもともと持久力には自信がありました。養成所の生活は厳しいですが、人として成長できると思うし、ここで頑張れば選手としても絶対強くなっていけると思うので、まずはゴールデンキャップを獲ることを目標に、一流のプロになれるように未来を見据えて10ヶ月間を過ごしていきたいです」

■貝原涼太(栃木) 

3000mTT 2位

「自分は去年までロード選手だったこともあり、3000mは得意な種目なので、そこだけは一番を狙っていきたいと思っていましたが、ちょっと悔しい結果です。目標としては3分40秒を切るタイムを考えていましたが、脚も重く、出せませんでした。200mも400mも自己ベストよりコンマ4秒くらい上がっていたので、そこは嬉しかったです。次の記録会に向けてまた少しでもタイムが上がるように練習して、成長できるように頑張ります」

■久田朔(大阪) 

3000mTT 3位

「3000mは練習で走ったよりも重く感じて、最初からきつかったですが、なんとかゴールデンキャップのタイムを切りたいと思って走りました。自分の今の課題はダッシュ、瞬発力です。今後の目標は第2回、第3回の記録会でゴールデンキャップを獲ることと、競走訓練では順位にこだわらず先行で力をつけていきたいです」

★126回生(女子)

■仲澤春香(福井) 

ゴールデンキャップ獲得・200mTT 1位・400mTT 1位・500mTT 1位・2000mTT 1位

「ゴールデンキャップに王手が掛かって、すごく緊張もしましたが、そこで力を出し切れずに白帽だったら意味がないし、挑戦しないと次に繋がらないと思ったので、2000mはとにかく失敗してもいいからやろうと臨みました。自分に勝ち、ゴールデンキャップが獲れたことは本当に嬉しいです。女子は前々回生、前回生とゴールデンキャップが出ていなかったので、久しぶりに自分が出せたことで少しでも勢いづけられたらいいなと思います。まだまだタイムは伸ばすことができると可能性を感じているので、第2回記録会では今回の自分の記録を全部超えられるように頑張りたいです」

■中島瞳(埼玉) 

200mTT 2位・400mTT 2位

「200mはゴールデンキャップを獲れるタイムが目標だったので、そこに届かなかったのは悔しい気持ちがあります。500mはギアを軽くしすぎてしまい、あまりいいタイムが出なかったので、400mでは25秒台が出せてとても嬉しかったです。高校時代から自転車競技をしていましたが、どちらかといえば捲りタイプで、先行や独走力が足りない部分だと思います。養成所ではそういうところを強化して、自ら駆けていけるような強い選手になりたいです」

■伊藤優里(三重) 

200mTT 3位・500mTT 3位

「200mは思っていたよりタイムが出たかなと思いますが、500mはもう少し出したかったというのが本音です。雨続きであまり練習ができていなかったので、今の状態だとこれがベストなのかなとも思います。高校で自転車競技を3年間やり、少しですがいい成績も残せたので、自分は競輪の世界でも戦えるのかもしれないと自信がつき、候補生になりました。先行して逃げ切れるような選手になれるよう頑張りたいです」

■大浦彩瑛(神奈川) 

400mTT 3位・500mTT 2位

「200mはベストタイムにもほど遠く悔しい結果になったので、500mはベストを出せて良かったです。4種目の中では一番得意な種目かなと思います。ちょっと苦手だった400mも今回ベストが出せたのは大きいと感じています。課題はダッシュ力で、200mはもっとタイムを出せるようにしたいです。養成所生活は慣れないことも多いですが、周りに刺激をもらっていい環境で練習できています。どんな展開でも勝てるような選手を目指して頑張りたいです」

■平子結菜(三重) 

2000mTT 2位

「2000mは練習よりもタイムを縮めることができて良かったです。みんなが応援してくれて頑張ることができました。今回の記録会では練習よりもタイムを落としてしまた種目があったり、調子もあまり良くなく、力不足な部分がたくさんありました。次回はもっと頑張りたいです。養成所では自分の苦手な中間加速からの後半の伸びをもっと高められるように、みんなで切磋琢磨していきたいと思います」

■磯村光舞(山口)

2000mTT 3位

「2000mは練習で出していたタイムを大幅に更新することができて嬉しいです。みんなからの応援が聞こえてそれがとても力になりました。200m、400m、500mも自己ベストを出すことができたのですが、400mは白帽のタイムに届かなかったので、そこは悔しいです。持久系は力がついてきていると感じましたが、ダッシュ系はまだまだ未熟なので、そこをこれからもっと伸ばしていきたいなと思います。第2回記録会では全種目でタイムを大幅に更新してゴールデンキャップを獲りたいと思います」

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