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日本競輪選手養成所125回生、126回生の入所式が行われました。
養成所物語 2023.06.07

日本競輪選手養成所125回生、126回生の入所式が行われました。

#養成所物語

5月26日、日本競輪選手養成所にて125回生(男子)、126回生(女子)の入所式が行われました。
今回は養成所の講堂ではなくJKA250 に会場を設け、125回生72名、126回生19名が参加。ご来賓の方々の参列、また候補生の親族の方も来所頂き4年ぶりに通常に近い形で挙行されました。
講堂で行われる入所式とは式次第は変わりませんでしたが、明るく華やかな雰囲気になっていました。
また、式が終わってから、各個人の記念写真撮影会も行われ、新たな旅立ちのメモリアルとして各候補生には刻まれたと思います。
無事全員卒業して立派な競輪選手になってほしいですね。

入所式
候補生入場
着席する候補生たち
候補生一人一人の名前を読み上げられ起立。
候補生たち
女子候補生
列席する候補生たちのご親族
滝澤正光所長 式辞
笹部俊雄JKA会長 訓辞
訓辞を受ける候補生
誓いの言葉 寺師幸成候補生
誓いの言葉 豊田美香候補生

注目候補生インタビュー

中島瞳 

2022年全国高等学校総合体育大会自転車競技大会ケイリン1位

「一番の目標はプロになったときに、周りの選手に劣らないような強い選手になりたいなという思いと在所中にはゴールデンキャップを獲得できるような強い候補生になりたいと思っています。自分的には500mというよりも、持続的な力とか相手に合わせて捲るとかの方が得意だと思っているので、レース系の方が得意な自分があるので、競走訓練は特に頑張りたいと思っています」

-今後伸ばしたいところは
「自分はダッシュ力が周りと比べると弱い部分があるので一瞬で力を出せるように力をつけていきたいと思っています」

-今後の目標
「養成所内でも強い候補生になることとプロでも通用し活躍でき信頼出来る選手を目指します」

-養成所の生活はいかがでしょうか?
「同期の皆さんと楽しくやらせていただいています。師匠(太田真一 埼玉 75期)からは頑張って来いと言われました」

-ファンの方々にメッセージをお願いします。
「確定板に載るような強い選手になるので応援よろしくお願いいたします」

仲澤春香 

ワットバイクで驚異的な数値をマーク

-競輪選手になろうと考えた動機は?
「実業団でボート競技をやっていましたが、イップスになってしまって、まだスポーツで戦い続けたいという気持ちがありました。顧問の先生に相談したところ競輪があるという事を知ってそれで競輪選手になりたいと思いました」

-そうすると自転車に乗り始めたのは?
「ワットバイクは練習に取り入れていたのでワットバイクだけはなじみがあります。ピストレーサーは乗ったことがなく、難しいなという印象でした。乗り始めて1年ぐらいです」

-どこが難しいですか?
「体のバランスとか、セッティングを変えるだけでも感覚が変わるし、同じ道具を使う点ではボートと同じですが、同じ動きではないのでそこが難しいです」

-ボート出身だと太田海也選手がいますが、どのように思われます?
「本当に凄いなと思います。遠い存在のように感じますが、同じボート出身者なので追いかけたい存在ではあります」

-在所中の目標は?
「競輪レースのことが全然わからないのでそこをしっかり学んで、デビューしてからが本番だと思うのでそこで通用する戦術などを学べていけたらいいなと思っています。直近では第1回記録会でゴールデンキャップを獲り、第2回、第3回とゴールデンキャップを獲りたいというのが入所前の目標です」

※第1回記録会でゴールデンキャップは獲得。

-3回ゴールデンキャップを獲得するとお金がかなり貰えますが。
「先行投資でないですが、デビューした時の生活が円滑にいくと思うので何としてでも頑張りたいです」

-選手になってからの目標は?
「コンスタントに勝てる選手になってガールズグランプリに出場し優勝できる選手になれるように頑張りたいです」

―ファンの方々にメッセージをお願いします。
「まだまだ未熟ですが、これからお客様に愛される選手を目指して頑張りますので応援よろしくお願いします」

中石湊 

2022年UCIジュニア・アジアトラック選手権スプリント1位

-養成所の生活はどうですか?
「最初は不安とか初めてなことがあったので緊張しましたが、生活のリズムとかは慣れてきていると思います」

―養成所の訓練はどうですか?
「まだ4回ぐらいですが(5月26日現在)、まだ慣れていないことがたくさんあって理解できていないことがあるので理解できるようにしていきたいです。良い先輩たちもたくさんいて楽しく過ごしていけると思います」

-養成所での目標は
「4日後に第1回記録会があるので自分の実力をしっかり発揮して、ゴールデンキャップタイムを全種目取れるように頑張っていきたいです。(3000mが足りず惜しくもゴールデンキャップは逃した)」

-3000mTTはどうですか?
「3000mの経験が全然ないので、練習も2回ぐらいしかしていないので、まだ分からないんですけど、全力で自分なりに走っていきたいと思います」

-目標タイムはありますか?
「100mは10秒55、400mは学校記録が21秒88なのでこれに近づけるように21秒台で入りたいなと思います。1000mは早期卒業タイムが1分5秒99なので、そこを目標に走っていきたいと思います。3000mはゴールデンキャップの3分49秒50を目標に出していきたいと思います」

-記録更新など期待されていますがそれはどのように感じています?
「鉄フレームに乗っている期間がすくないので、第1回記録会で今の実力をしっかり出していけばタイムもついてくると思うので、まずは第1回記録会を頑張ってみて、もし、思った通りに行かなかったら第2回記録会で挑戦したいと思います」


-今後の目標をお願いします。
「第1回記録会でゴールデンキャップと早期卒業タイムをクリアして、今期生の中で一番いい成績を出していけるようになりたいです」

-卒業してからの目標は?
「まだ競輪という種目に慣れていないので、養成所で競輪の技術などを学び、お客様に愛される選手になりたいと思います」

阿部英斗 

2022年全国高等学校選抜自転車競技大会ケイリン1位

「養成所は思っていた以上にきつかったですね」

-どのようなところが?
「練習内容がきつかったですね。最近だと200m以上もがくことが少なかったので。昨日は2000mを計測しましたがそこまで行くときついなあと思いました」

-今後の目標は?
「競輪選手になるので気持ちを切り替えて、お客様のお金を預かるという気持ちで走って行こうと思います」

-どのような選手になりたいでしょうか?
「自分は昔から村上義弘さんにあこがれていたので村上義弘さんのようなラインを大切にするファンを大切にする選手になりたいです」

-養成所内での目標は?
「ゴールデンキャップを第1回から第3回まで取って、自分としては競技が得意なので、競走訓練で着順を積み重ねていきたいと思っています」

-将来の目標は?
「師匠である吉岡稔真さんを超えたいですし、村上義弘さんのような選手になりたいと思っています」

―ファンの方々にメッセージをお願いします。
「応援ありがとうございます。これからはプロとして頑張るのでよろしくお願いいたします」

山崎歩夢 

2022年全国高等学校総合体育大会自転車競技大会1kmTT2位、チームスプリント2位

「決まり事とかルールとか多くて少し慣れない部分があります。公営競技の選手として、細かいルールを守り自己管理をしっかりしなくてはならないところがまだ慣れてないです」

-訓練はどうです?
「自分は鉄フレームでもカーボンフレームでも違和感なく走れるので気になっていないです」

-在所中の目標は?
「第1回記録会でゴールデンキャップを取って、早期卒業タイムを切れればいいなと思っています。もし出なくても修正して第2回記録会では出せれば良いと思っています」

-養成所後の目標は?
「まだ競輪とトラック競技の両立をするかどうかは決めていないので、在所中に決めて、競輪選手に専念するならばお父さんを超えられるような選手になりたいと思っています」

-超えられそう?
「なかなか簡単ではないと思いますが超えたいと思います」

―ファンの方々にメッセージをお願いします。
「これからも一歩ずつ頑張っていきますので応援よろしくお願いします」

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