●12月のベストレース 佐々木浩三(佐賀50期)
武雄競輪FⅡモーニング 12月28日 A級チャレンジ選抜6R
現役最年長の記録を保持してきた63歳の大ベテラン、佐々木浩三のラストラン。レースはルーキー山口留稀哉に前を任せると番手は弟子の富永昌久。その3番手を固めて最善を尽くした。道中は山口が突っ張ると、富永が村瀬大和を猛けん制。直線に差し掛かると佐々木が外に持ち出し一気踏み。さすがに踏み直した山口を捕らえることはできなかったが2着を手にして有終の美を飾った。
63歳のベテランは代謝がかかっても元気一杯で、「まだやれるんですけどね…。でも、やれない…」と悔しさが口を突いたのは、最近も定期的に確定板へ上がるなど肉体的にも精神的にもまだまだ気力に満ちていたから。そんな思いを胸に込めた力強いレースだった。
レース後は多くの歓声を背に長らく共にしてきた仲間たちに胴上げされ、43年にも及ぶ激動の現役生活にピリオドを打った。