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12月の印象に残ったレースを紹介!
特集 2026.01.07

12月の印象に残ったレースを紹介!

#マンスリーベストプレイヤー

12月のMVPレース 眞杉匠(栃木113期)、嘉永泰斗(熊本113期)
平塚競輪「KEIRINグランプリ2025」12月30日

 先日、郡司浩平の優勝で幕を閉じた競輪界イチの大一番、KEIRINグランプリ2025。そのレースで強い印象を残したのが、113期の眞杉匠と嘉永泰斗だった。古性優作がスタートを決めた時点で4車結束した近畿勢に有利と思われた。何も動きが無ければ寺崎浩平の先行に脇本雄太、そして3番手の古性にも出番が到来と、動きの少ない単調な展開も予想された。

そこへ待ったをかけたのは眞杉だ。残り2周半過ぎからスルスルと上昇し、近畿勢にけん制を入れると、大方の予想通りに外から追い上げて脇本の位置を狙う。こうなると眞杉マークの吉田拓矢も古性と小競り合いとなり場面は激化。前団は団子状態となった。

ここで嘉永だ。残り1周で9番手から一気のカマシで勝負に出た。2角で寺崎浩平のブロックを受けて失速したのは痛恨だったが、あそこで動かねば何もできずに終わってしまうと、飛び出したのは潔かった。結局は郡司の餌食となってしまったが勝負度胸は見せつけた。

いずれも勝利には直結しなかったが、それぞれの役割でレースを動かし最高峰の舞台にふさわしい存在感を示した。113期コンビが見せた果敢なファイトは、競輪グランプリ2025の中でも印象に残るシーンだった。 

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