我が競輪界も上半期を終えGIレースも半分の3つを終えた。
その中で古性優作、脇本雄太2名の選手がグランプリ2022への出場権を獲得したのだが古性についてはなんとGI2勝。
昨年の競輪グランプリを制し競輪界の顔となったばかりなのだがその勢いは年を跨いでも衰える事はまったく無い。
ダービーでは脇本雄太が鬼神の如く捲りを決めて優勝と今のところ今年のGIレースは近畿勢が占めている状況だ。
賞金ランキングを見てみよう。
上位10傑にはズラリとSS級選手が並ぶ。
脇本、古性を除けば佐藤慎太郎さん、松浦悠士、平原康多、清水裕友と近年おなじみの名前である。
しかし荒井崇博や成田和也などのベテラン勢、そして眞杉匠、太田竜馬などの若手自力選手なども20傑には入っており楽しみはちゃんとあるのだ。
さぁ下半期。
高額賞金のダービーが終わったあと、一気に賞金ランキングをアップさせる為のレースは何かご存知だろうか?
そう、オールスター競輪だ。
競輪ファンが唯一GIの出場権に関与出来るまさにお祭り的な立ち位置のGIレース。
優勝賞金は5000万円をゆうに超える。
実力=人気とは言えない世の中だけに、
〝いかにファンに支持されているか〟
と言うハッキリとした数字が出てしまうのである意味残酷とも言えなくは無い。
そして今年の第1位と言うと平原康多。
これには議論の余地は無いだろう。
この10年以上、競輪界のトップ選手であり続け車券貢献度は他の追従を許さない。
後輩からの信頼も暑く、あと彼が取り残したタイトルはまさにグランプリのみ。
まさに競輪界の顔となるべき男だろう。
そして上位どころでは何と言っても佐藤慎太郎さんだ。
僕よりも歳上の45歳にして未だトップ戦線で戦い続ける鉄人。
SNS等でも競輪界への貢献度は群を抜いている。
しっかりと結果を出し背中で語る第一人者だろう。
オールスター競輪と言えば僕も特に獲りたかったタイトルだ。
幸運なことにドリームレースとオリオンレースは優勝させてもらっているが肝心の決勝戦は優勝出来なかった。
ここに自らのスター性の無さを感じずには居られないが何度も走ってきた者としてもこのレースを優勝するためには
『選ばれしスター』
で無ければならないような気がした。
優勝出来る気配は自分からは残念ながら感じなかった(笑)
さぁあらためて下半期だ。
個人的に期待しているのは荒井崇博、成田和也の2人である。
現役時代から筆者が切磋琢磨してきた同級生であり尊敬すべき2人だ。
この2人が活躍すると筆者の仕事に対するモチベーションが格段と上がる。
今は別の道を進んでいるが同級生の活躍と言うのは1番の活力源なのだ。
言うなれば筆者の仕事っぷりはこの2人の活躍に掛かっているのだ。
僕に依頼をしてくれているクライアントさん……
荒井、成田を必死に応援してください(笑)