こんにちは！U字工事の福田薫です。去年に続いて月刊競輪WEBさんからお話をいただきましたよ。
1年が経つのは早いですねぇ～。皆さん、今年の車券成績はどうでしたか？（笑）。
俺はですね、幸いにもいい収支で終われそうです。

最近のヒットは栃木同士の（神山）拓弥さんが優勝した11月四日市記念の決勝戦！ 先行した眞杉（匠）選手の番手からズドーンと突き抜けて、3連単はなんと79400円！ ゴール後、眞杉選手が拓弥さんの方を見てニカっとハニかんだ姿が印象的で、ああいうのを見るとラインの絆を感じて、こっちまでうれしくなっちゃいましたよ。

さあ、いよいよ30日は平塚競輪場で「KEIRINグランプリ2025」です！メンバーは去年からガラッと変わって入れ替えが5人。誰が勝ってもおかしくない実力者ばかりで迷うけど、やっぱり眞杉選手と吉田（拓矢）選手の関東コンビが気になります。もう、ここは肩入れするのはしょうがないでしょう（笑）。

眞杉選手が「引かねぇぞ！」ってスイッチが入ったときのレースが大好きなんですよ。ここは引けない、ここは舐められたら勝負にならない、と決めたらムキになってライバルをつぶしに行くでしょ。若いからこそできるあの意地の張り方は、潔くってカッコいい。俺も若いころは大御所の先輩に変なボケをかましたりして攻めてたなぁ…今思うと恐ろしいけど（笑）。だから眞杉選手にはこれからもドンドン攻めて欲しいっすよ。もしも車券を買っていたら絶望的だけど（笑）。

そんな眞杉選手を支えるのが吉田選手。お互いに前後を入れ替えてタイトルを取ったし、時には一緒に突っ走り、時にはブレーキをかけてと眞杉選手との関係がすごくいいでしょ。平原（康多）さんが引退した今、関東を支えるのはこの2人。どっちかが取って欲しいけど、眞杉選手は26歳とまだ若いし、ベテランや中堅勢がちょっと待て！と、ばかりに牽制してくるはず。それでも何とか決めてほしいですよ。

あと、近畿勢が分厚いですね〜。脇本（雄太）選手、寺崎（浩平）選手、郡司（浩平）選手、南（修二）選手とまとまる近畿カルテットがどう並ぶかは今の時点ではわからないけど脇本選手の怪我の戻り次第かな。近畿の先頭もあるかもしれないし、選択肢はたくさん。こうした〝読み〟もグランプリを待つ側からしたら楽しみで、色んな妄想が広がって面白い。ただ、どう並ぼうが南選手を買いたくなるなぁ。穴党としては絶対に外せない選手ですから。

それと、俺ん中のグランプリの鉄則に「単騎を狙え！」っていうのがあるんです。一発勝負って単騎が勝つことが多いでしょ。グランプリもいつも単騎が1人ぐらいいるし、どうしても気になっちゃう。と、なると今回は地元・神奈川の郡司（浩平）選手が単騎になりそうかな？ 地元のアドバンテージもあるし、リラックスして走れるのはデカいですよ。もちろん、単騎の可能性がある阿部（拓真）選手、嘉永（泰斗）選手も見逃せないですよ。嘉永選手が勝った寬仁親王牌決勝の車券をビシっと取ったし、阿部選手の競輪祭決勝は外れたけど２、３着には入れていたから、気になっちゃいますね（笑）。

ガールズグランプリは佐藤（水菜）選手の一強ムードがあるけど、誰か局面を打開する人が出てきて欲しいし、梅川（風子）選手に注目しています。ナショナルチームの活動から一区切りつけてガールズケイリンに集中してから、超ノビノビとしていてしかも断トツに強いじゃないですか。佐藤選手を脅かす存在になってほしいな。

今年は仕事が入っていて現地には行けないけど、仕事の合間にバレないようスマホをヨコにせずコッソリとタテにして（笑）、リアルタイムで応援しようと思います。皆さんもしっかり車券を当てて、良いお年を迎えくださいね。ほんじゃ、また！