平塚GⅢ最終日6レースに行われた『第4回ガールズフレッシュクイーン』は、優勝候補の尾方真生選手が、期待に応えて優勝を飾りました。
昨年のガールズフレッシュクイーンも出場した尾方選手でしたが、残念ながら優勝を逃し悔し涙を飲みましたが、今年はしっかりそのリベンジが叶いました。初めて単発レースの優勝を決めた尾方選手、本人曰く自分が本命のレースの方が緊張するので、ビッグレースはチャレンジャーの気持ちで挑めるということなので、今年はガールズコレクションでも結果を出していってくれそうですね。ぜひ、年末に平塚競輪場で行われるガールズグランプリでもその力を発揮してほしいです。
1番車・尾方真生(福岡)
2番車・吉川美穂(和歌山)
3番車・杉浦菜留(愛知)
4番車・山口真未(静岡)
5番車・永禮美瑠(愛知)
6番車・太田瑛美(三重)
7番車・西脇美唯奈(愛知)
山口真未がスタート取って、山口、杉浦、吉川、永禮、太田、尾方、西脇の並びで周回を重ねる。打鐘から太田が上昇、最終ホーム前で前に出切る。番手で山口と尾方が並走になったが、その浮いた状態の尾方が最終2コーナーから捲り発進。後方では永禮が落車のアクシデントがあった。尾方を追走する吉川の猛追を振り切って、尾方が優勝を決めた。2着は吉川。切り替えていった杉浦が3着に入線した。
「太田さんが先行するって思っていましたが、外に浮いてしまって、どうしようか迷ったんですけど、そのまま仕掛けていけました。踏み出しの感じはよくわからなかったですけど、3コーナーから2センターでまわして、最後はしっかり踏み直せたと思います。単発レースはいっぱい走っているけど、まだ優勝がなかったので、しっかり優勝できてよかったです。平塚はちょっと重かったのでまだちょっと苦手ですけど、もうちょっと脚をつけて、(平塚で行われる)年末のガールズグランプリ2022に出られるようにしていきたいです」
「太田さんが先行するって思っていましたが、外に浮いてしまっ「真生ちゃんより前にいて、真生ちゃんの仕掛けどころで合わせて出て行けたら最高の展開だなって思っていたんです。でも、瑛美ちゃんの仕掛けは想定していなかったですね。その後は真生ちゃんの後ろでしっかり脚をためて、4コーナーから抜きにいくつもりだったけど、真生ちゃんが強かったです。追い込み脚がなかったので、回転があがったところから、もうひと踏みできるように練習したいと思います」
「美穂さんの動きも上手かったですね。自分は美穂さんが行った後も少し迷ってしまったので、もうちょっと早く切り替えられれば、よかったと思います。(最後は)もう少し早く行きたかったという気持ちでした。初のこういう単発レースはすごく緊張しましたが、3着に入れてよかったです。今年に入って少しずつ点数が下がってきてしまっているので、これを機会にもうちょっとあげていきたいと思います」
「尾方さんか太田さんが来るなっていうのは読んでいたので、流れによって突っ張るか飛びつくかでした。尾方さんを浮かせられたところまではよかったけど、(その上を行った)尾方さんが強かったです。今回はお客さんも多かったですし、いつも以上に気合も入りましたが、一発レースの難しさも感じました。でも、どんどんこういうレースの経験を積んでいかないといけないと思うので、今年でいったら競輪祭、そして来年のフレッシュクイーンに出られるように脚を磨いていきたいと思います」
「太田さんが先行するって思っていましたが、外に浮いてしまっ「動けませんでした。真生さんの後ろが取れて、ああゆう展開になるなってわかっていたのに動けなかった自分のミスですね。もう一回行こうと思ったんですけど、当たってしまって一気に力が抜けてしまいました。緊張で身体ガチガチで、ちょっと余裕がなかったです。でも、来年も出られるし、出られたら頑張ります!」
「太田さんが先行するって思っていましたが、外に浮いてしまって、どうしようか迷ったんですけど、そのまま仕掛けていけまし「ちょっと位置取り失敗しちゃったんですけど、でも、真生さんよりは前にいないといけないと思ったので。行かないと後方になっちゃうし、一回前に出ようと思って、(打鐘)4コーナーで先行しようと思って行きました! 行って、真生さんが浮く展開になればいいなと思ったんですけど、ちょっと真生さんの脚が違いましたね。踏み直そうと思ったけど、落車の音がして、力が抜けちゃいました。また来年出られるように頑張ります」
※7着の永禮選手は落車のためコメントなし