今回の共同通信社杯は話題が満載です。
まず一つは脇本雄太。無茶苦茶強い状態が維持されているのか?
そして121期期待の中野慎詞が出場してきます。こちらも強い超大型新人です。
オールスターで落車し欠場した犬伏湧也、佐藤慎太郎も復活の兆しが見えました。
まずは初日から楽しんで行きましょう!
そして初日、二日目の勝ち上がりは自動番組ですから、意外な組み合わせの番組の出現があるかもしれません。この辺りも共同通信社杯の面白さでもありますね。
競輪マニアなら存分に楽しめる4日間になると思います!
今回の舞台は名古屋競輪場です。
現地で観戦されるのであれば名古屋飯も色々ありますから、そちらも楽しんで行きましょう!感染対策もしながらね!
注目選手
脇本雄太 福井 94期
S級連勝記録を伸ばし続けています。立川FIが終わってから、脇本は全日本トラック自転車競技選手権大会に出場していますが、ここではそこまで無理はせず6位となっています。
ここは共同通信社杯に向けて調整と考えていいでしょう。当日のインタビュー、コメントでそのあたりは把握しておきたいところですね。
中野慎詞 岩手 121期
凄い新人が出てきました。青森記念が始まる前ですが、連勝街道驀進中。121期最速で共同通信社杯に出場してきました。ナショナルチームに所属して、8月末の全日本トラック自転車競技選手権大会男子ケイリンで優勝しています。脇本が参加している中で優勝してしまう実力ですから、当然ここでも大きな注目を浴びるはず。GIIデビューを期待して見たいですね。
成田和也 福島 88期
派手さはないけれども、注目したいのが成田和也です。今年、地元のいわき平ダービー以外GII以上はすべて決勝に進出しているのですよ。横は無論、短いけれど自力を見せたり、技の多彩さが際立っています。今回は特に二次予選の勝ち上がりでは自動番組ですのでその持ち味が存分に活かされるのではないかと思います。勝ち上がりに期待しましょう!
松浦悠士 広島 98期
舌を巻く強さ、と表現できる選手ですね。普通に考えて決勝までは負けないと思います。ただ、自動番組でどこかで脇本と直接対決にならなければの話ですが。選考順位を考えると当たりそうもないと思いますけれど。当然決勝で注目ということになると思いますが、オールスター決勝の借りを脇本に返せるかでしょう。ものすごく良い勝負になりそうですね。
ティアラカップ直前展望
ガールズケイリンが誕生して10年。振り返れば色々ありました。
そしてガールズグランプリも思い出に残る10回が行われ、7名の女王が誕生しています。複数回獲っているのは児玉碧衣3回、梶田舞2回です。直近では高木真備さんが獲りましたが、今年引退。これは残念な出来事でした。
さて今回のティアラカップは過去10回ガールズグランプリに出場した選手から選出されています。
かなり面白いメンバーとなっていると思います。是非注目してください。
注目選手
児玉碧衣 福岡 108期
やっぱりグランプリ女王といえばこの人でしょう。ガールズケイリンを引っ張っていくトップ選手です。ここでも当然大本命を背負って登場となります。しっかり勝って、年末のガールズグランプリ出場に向けて賞金で確定してくるでしょう。期待しましょう!
石井寛子 東京 104期
児玉を破るとすると1番手に挙げられるのが石井です。児玉の後ろから差しに来るか、自力で動いて来るか、いずれにしろ脚をためてゴール前勝負に持ち込んでくるでしょう。差し切れれば優勝。そうなるとこちらも年末のグランプリ出場は確定的になってくると思います。
小林莉子 東京 102期
ガールズ1期生でしかも初代ガールズグランプリのタイトル保持者です。初物にはめっぽう強いところがありますから、一発狙ってくるでしょう。こちらは追い込みですから、先行する選手の後ろを狙って来ると思います。後は追い込めるかどうか。ゴール前の接戦に期待しましょう!