3月19日から22日まで、防府競輪場でGⅡウィナーズカップが開催される。選考期間は昨年7月から12月まで。最大の特徴は1着回数が重視される点で、FⅠでもGⅠ・GⅡ・GⅢでも、とにかく白星を量産している選手が選ばれやすい大会だ。

今年のGⅠ初戦・全日本選抜は近畿勢が4人決勝に進出。寺崎浩平の先行に乗った脇本雄太が貫禄の優勝を飾り、大会連覇を達成した。2着は古性優作。脇本は左肘の脱臼骨折が完治していない状態でのVだった。GⅡとはいえ、SS班4人を擁する近畿勢の戦力は依然として強力。並びは寺崎―脇本の前後が入れ替わる可能性もあり、レースのポイントになりそうだ。

昨年MVPの郡司浩平は、やや波に乗り切れていない。今年に入り5場所を消化したが優勝はまだない。それでも深谷知広、松井宏佑らとの南関ラインは破壊力十分。5月には平塚競輪場で日本選手権(ダービー)が控えており、ここで弾みをつけたいところだ。

地元開催で気合が入るのが清水裕友。GⅠ全日本選抜は準優敗退だったが、前回のGⅢ大垣記念では初日特選2着から2次予選1着。準優、決勝はいずれも3着と状態は確実に上向いている。中2週間以上あり、調整も万全だろう。18年から22年まで大会5連覇を達成し、代替開催となった23年も制覇。大会6連覇という前人未到の記録を打ち立てている。改修されたとはいえホームバンク。地元の声援を背に主役を狙う。山口勢からは桑原大志も出場する。
【ガールズフレッシュクイーン】
デビュー2年未満の126、128回生による一戦。今回は126回生4人、128回生3人が出場する。優勝候補は大浦彩瑛、北岡マリア、半田水晶。大浦は仕掛けどころの判断が的確でレース運びが巧み。北岡は展開対応力に優れたオールラウンダーで柔軟性が光る。半田は先行意欲が強く、適性出身ながら身体能力の高さで着実に力を伸ばしている。