月刊競輪WEB

検索
第41回読売新聞社杯全日本選抜競輪GⅠ 注目選手
レース展望 2026.02.11

第41回読売新聞社杯全日本選抜競輪GⅠ 注目選手

#グレードレース展望

今年のG1初戦「第41回読売新聞社杯全日本選抜競輪GⅠ」が2月20日から熊本競輪場で開かれる。2016年に発生した「熊本地震」で甚大な被害を受け、24年に500バンクから400バンクに生まれ変わって初のビッグ開催になる。毎年、ここを勝てば年末のグランプリへ計画が立てやすくなる。

 さて果たして誰がシリーズの主役になるのか? 群雄割拠とでもいうべきか、この選手がという強く推せる選手がいないのが現状だろう。その中でやはり注目すべきはグランプリスラマー・脇本雄太(福井)だ。今年に入り、和歌山、いわき平記念を連覇。8走7勝。唯一の黒星は和歌山記念特選の9着だけだ。前回の奈良は左肘の状態を考慮して欠場した。問題は完治していない中、GⅠであのパフォーマンスが演じられるかどうかだろう。GⅢは所詮GⅢであり、GⅠではない。奈良記念を欠場して心身共にどこまで状態を上げてこられるかだ。

 気になるのは古性優作(大阪)の状態だ。昨年は無冠ながら安定した結果を残してきた。今年の始動戦となった大宮記念は未勝利での勝ち上がりで決勝3着。続く小松島記念は準優で敗退し、最終日は特秀回り、さすがにそこでは負けられず今年初勝利を挙げた。スタートダッシュには失敗したものの、しっかり修正点を見出してくるのが一流プレーヤーというもの。脇本と共に優勝戦線を引っ張っていくだろう。寺崎浩平(福井)南修二(大阪)と駒が揃う近畿勢はやはり強力だ。

 昨年のグランプリチャンピオンでMVPの郡司浩平(神奈川)も1月はどこかピリッとしなかった。和歌山記念は準V、小松島記念は4着といまだ優勝はない。グランプリ直後は多忙を極め納得いく時間を過ごすことができなかったことを考えれば、致し方ないところもあるだろう。年間を通して1番車のアドバンテージもあり、南関の仲間と共に優位にレースは進められる。

 始動戦の大宮記念準決勝で落車した真杉匠(栃木)は、ケガの治り方による。ここまで好調といえるのは立川、小松島と連続準Vの吉田拓矢(茨城)。S班から陥落した新山響平(青森)は試行錯誤を繰り返しながらも手応えをつかんできている。深谷知広(静岡)もSSとの差はない。地元開催となる嘉永泰斗も恥ずかしい走りはできない。

 今年こそは覚醒して欲しい太田海也(岡山)中野慎詞(岩手)。近畿優勢とみたが、ニューヒーロー誕生の予感はありすぎる大会になろう。

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE

related articles