2023年も残すところあと2か月を切りました。第65回競輪祭ももう直前ですね。
GIも残るは競輪祭ただひとつ。この行方によってグランプリの出場選手、2024年のS級S班選手が確定します。賞金ランキングをみると大幅入れ替えがあるかも、という歴史的なGIになるかもしれなくなってきました。
どの選手が競輪祭のタイトルを手にするのでしょうか? 是非、その歴史的な場面を一緒に観戦いただければと思います。
そして、第1回 競輪祭女子王座戦(GI)が開催されます。こちらも歴史的な開幕です。2023年はガールズケイリンにとって大きな変革の年となりました。3つのGIが新設され、その3つ目のGIが開幕します。
3日間の激戦を勝ち抜いて、栄誉ある第1回のチャンピオンはどの選手が獲得するのか? こちらも期待が高まります。11月21日からの6日間、しっかりと第65回競輪祭、第1回 競輪祭女子王座戦に釘付けになってください!
第65回競輪祭 注目選手
古性優作(大阪・100期)
現状最強といえるのが古性でしょう。賞金も既に2億円を突破し、競輪祭を優勝してグランプリも優勝すると、競輪史上最高額の年間獲得賞金額となるでしょう。このまま一気に突っ走ることができるのか? その雄姿をぜひ追い掛けて欲しいです。
犬伏湧也(徳島・119期)
年末のヤンググランプリ出場は決まっていますが、今回の成績によってはグランプリ出場が見えてきています。強敵を撃破しグランプリの座を射止めることができるのか? 今開催は是非初戦から犬伏に注目していただきたいです。
脇本雄太(福井・94期)
8月のオールスター競輪で落車負傷し休場していた脇本が、11月四日市記念競輪で復帰しました。初日特選2着、二次予選1着、準決勝1着、決勝9着の成績でした。この結果を踏まえて、調整し決勝進出を決めにくると思います。脇本にとって競輪祭のタイトルはグランドスラムに向かって是が非でも欲しいところでしょう。先行日本一の実力を存分に発揮してほしいです。
競輪祭女子王座戦
改めて概定番組を見ると面白い発見をしました。競輪祭の男子では、概定番組は一次予選1と2があってポイントで二次予選進出が決まります。ところが女子は勝ち上がり戦。普段と逆になる概定番組はかなり興味深いです。その勝ち上がり戦ですが、選手には相当プレッシャーがかかるようです。「負けたら終わり」の緊張感は相当なもの。この緊張感を是非みていただきたいですね。
その最後に待つ栄冠を誰が掴むのか。現場の緊張感を想像しながらご観戦ください。
注目選手 佐藤水菜(神奈川・114期)
世界の舞台で活躍する佐藤が現在ガールズケイリン界を席捲しています。今現在、一番強いガールズケイリン選手は、と聞かれたら佐藤の名前を挙げることになるでしょう。レース勘が抜群に良いこととパワーが半端ではないのは確かです。今開催の優勝候補の筆頭に上げられる選手です。
太田りゆ(埼玉・112期)
パワーはガールズケイリン随一。後はGIタイトルを手にするだけと思います。がそこに立ちはだかる分厚い壁があります。これを乗り越えて行くことができれば、更に前進できることは間違いないはず。
壁をぶち破ってタイトルを手に入れることができるのか? しっかり見届けましょう。