月刊競輪WEB

検索
寬仁親王牌直前展望
レース展望 2023.10.11

寬仁親王牌直前展望

#グレードレース展望

2023年のGIタイトルも残りあと2回です。スッキリKEIRINグランプリの出場を決めたい選手にとっては何とか決勝まで勝ち上がってタイトル奪取に向かいたいはず。もしくは決勝において上位着で賞金の上積みも狙っていきたいところでしょう。どのようなレースになるのか、非常に楽しみなレースですね。
また、親王牌は全日本プロ選手権自転車競技大会等の結果で選手が出場してきます。この辺りも是非みていただきたいポイントでもあります。

注目選手

 

窪木一茂(福島・119期)
今回の親王牌は、昨年のトラック世界選手権のスクラッチレースで銀メダルを獲得し特別昇級した窪木一茂が出場してきます。記念競輪の結果などみていると勝ち上がって決勝に進出することは難しいとは思いますが、初GIで頑張って欲しいと思う選手です。北日本の前で頑張ってくれると思います。

 

太田海也(岡山・121期)

直前のアジア競技大会ではケイリンの準決勝で捲りに回って最終2センターで飛ばされ1-6位決勝に進出出来ず7位となりましたがパワーは世界クラスです。後ろを回る中・四国の選手がフォロー出来れば順調に勝ち上がってくるでしょう。知っている方は知っていると思いますが、そのパワーを是非感じて欲しいですね。

 

山口拳矢(岐阜・117期)

前走の川崎FIの決勝は見事でしたね。中国の2段駆けを3番手から追い込む縦脚は、親王牌でも見せてくれるでしょう。手薄い中部勢でも位置取りの巧みさ、切れ味で勝ち上がって来ると思います。今年2個目のGIタイトルを狙ってくるでしょう。

 

山田久徳(京都・93期)
気になっているのが山田久徳です。成績だけをみていると波がかなりあると思いますが、京都と近畿を背負って立つ雰囲気が最近出てきていると思います。勝ち切れるところまでは来ているとは見えませんが、注目しておいて損はないと感じます。特に前走の久留米で行われた熊本記念準決勝の古性優作の番手からの伸びは良かったと思います。弥彦でも見せてくれるでしょう。

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE

related articles