125期 126期が本格デビューをしましたね。
ここからがまさに本番。先輩方と勝負していくのですが、希望をもって練習に励んで頑張って上位を目指してほしいです。
競輪は他の公営競技と全く違うところが一点あります。
それは、勝ち負けの成績だけではなく、レース中になにをどうしたのか?という評価があるところです。
この評価が高ければ今勝てなくても将来強くなっていくはず。このように選手を見ていくと競輪の楽しみが更に拡大していきます。
そして125期、126期でお気に入りの競走をする選手を今から探し出し、追いかけていくのも楽しい競輪の見かたでもあります。
是非チェックしてみてください。
では全員が本格デビューを迎えたわけではありませんが、先行してデビューした選手たちをみていきましょう!
まず始めに総括的にどうなのかといえば、やはり各期のトップクラスは、順当に勝利を積み重ねることが出来そうです。
とはいえ、6月にしっかり練習が出来ていない場合は、この限りではありません。
このポイントは、専門紙や競輪中継でコメントを確認してみるといいと思います。新人選手がガチガチに緊張している雰囲気が出ているコメントは、デビュー戦を頑張る等色々考えることができます。
125期
阿部英斗 福岡
125期注目選手で、一番早くデビューしたのが阿部英斗ですが7月1日のデビュー初日は先行して2着。
スタートを取って赤板から2周先行なので差されてしまいましたね。ただ、阿部はギヤが若干軽く3.79なので、他の選手より脚が回しっぱなしになっているので、ゴール前は伸びづらかったのではないかと思います。とはいえピッタリマークからの差されて2着なので、強いところは見せてくれました。
他の選手達も阿部の競走はみていると思いますからここから、一気に巻き返して特別昇班を決めて欲しいです。
森田一郎 埼玉
125期卒業記念レースチャンピオンの森田一郎は7月10日青森デビューです。ここは是非注目してほしいところです。卒記チャンプの実力を遺憾なく発揮してくれるでしょう。
山崎歩夢 福島
気になっているのが山崎歩夢です。父・山崎芳仁が弱いので鍛えなおしています、と言っていたのが印象的で、本格デビューとなる7月7日スタートのいわき平でどのようなレースをするのか気になります。
中石 湊 北海道
中石湊も注目の一人。ルーキーシリーズで落車骨折しましたが、本格デビューは万全で迎えられるでしょう。レースではトップクラスの脚力を見せつけてくれるはずです。7月13日宇都宮がスタートです。
126期
7月1日の本格デビューで仲澤春香が先行逃げ切り1着、高木萌那が追い込んで1着を決めています。特に仲澤は後ろに日野未来がいての逃げ切りですからかなり評価が高くなるでしょう。その仲澤が先行逃げ切りを決められるという事は126期のトップクラスはかなり強い期になりそうです。仲澤、高木を一つの基準で考えれば、わかりやすいと思います。
仲澤春香 福井
仲澤春香は7月1日から豊橋を走っており、二日目も逃げ切り1着。この記事が掲載されるころには最終日も終了しているでしょう。次のレースは7月13日からの奈良。ここも頑張ってくれるでしょう。
高木萌那 福岡
高木萌那は高松の6月30日は先行して6着、7月1日は追い込んで1着で決勝進出しています。臨機応変に戦法を変え1着をとるのは新人にはない落ち着きがあるように見えました。決勝でも良い競走を見せてくれると思います。
中島瞳 埼玉
中島瞳は大宮を7月4日から走ります。地元デビューという事で気合も入っていると思います。先輩方を相手に良い競走をしてくれるはず。頑張るところを見せてほしいですね。
伊藤優里 三重
伊藤優里は名古屋7月13日デビューです。ルーキーシリーズで積極的に動いて優勝しているのは評価できると思います。それが先輩方と走ったときにどこまで通用するのかが非常に楽しみでもあります。しっかり練習してレースに臨んでほしいですね。
注目選手を上げてみましたが、上記以外でも強い選手は多くいます。また実戦で選手たちはどんどん強くなっていくでしょう。
自分だけの125期、126期選手を見つけて競輪をより楽しんでほしいと思います。