ザ・プリンスパークタワー東京において、彬子女王殿下御臨席のもと『2024年 競輪優秀選手表彰式典』が行われました。
男子の最優秀選手賞に2年連続の古性優作選手、女子は2017年以来の3回目の最優秀選手賞になった石井寛子選手。2人に昨年を改めて振り返ってもらい、そして、2025年にどんな走りをしたいかを話していただきました。
最優秀選手賞・古性優作
「なかなか苦しくなってきているんですけど昨年よりもいい成績を出せるように頑張りたいですね」
-2年連続のMVPの感想はいかがですか?
「本当に嬉しいですね」
-3つのタイトルを獲得しましたが、改めて2024年を振り返っていかがでしたか?
「本当にラインの皆に助けられたおかげです」
-古性選手ご自身の力も大きいとは思いますが。
「いえいえ、それがなかったら何もないです」
-それでいうと全日本選抜は本当に近畿の躍進がすごかったですね。
「そうですね、本当に近畿の自力選手が育ってきたなという感じがするので嬉しく思いますね」
-その中でも、福永大智選手と失格は残念でしたが中釜章成選手、2人の成長は大きいですね。
「はい、それが大阪から出てきたことが最高に嬉しくて、準決勝の2人のレースを見て、かなりクルものはありましたね」
-大阪の皆で強くなっていきたいという気持ちですか。
「それはそうですね、大阪の選手たちとGIの決勝を走りたいです」
-今年の目標は?
「すごくレベルもあがってきていて、なかなか苦しくなってきているんですけど、昨年よりもいい成績を出せるように頑張りたいですね」
-今年は新しいタイトルも狙っていきたいですね。
「そうですね、今は日本選手権に照準を絞ってやっていきたいなと思っています」
-ファンの皆さんへメッセージをどうぞ。
「これからも応援してもらえるように頑張ります!」
最優秀選手賞・石井寛子
「また最優秀選手賞を取れると思ってなかったので、長年頑張ってきてよかったなと思っています!」
-MVPの感想を教えてください。
「今回で3回目になりますが、また最優秀選手賞を取れると思ってなかったので、長年頑張ってきてよかったなと思っています!」
-グランプリを獲りましたけども、2024年を改めて振り返ってどうでしたか?
「波乱の年だったんですけど、成績でいったらすごく良くて、すごく悪くて、最後は良くってという形ですが、GIでいったら一回も決勝に乗れてないので、成績でいったらそんなによくないですけど、最後の最後にグランプリ優勝で締めくくれたことについては最高の年だったなと思います」
-決勝には乗れませんでしたが、一生懸命に戦っていた印象があります。
「そうですね、途中まではとてもグランプリに出れる順位ではなかったと思います」
-最後しっかりと締めたら気持ちも上がりましたか?
「それがですね、…何かかみ合ってないですね。優勝してよかったなって、そのままいけるかと思っていたんですけど、今年はちょっと苦戦していますね。
この間のスピードチャンネルの手越祐也さんの番組の収録の時に占い師さんが言ってくれたんですけど『1月から3月はゆるゆるでいってください』って言われたんですよ。1回目にレースに行った時もピリピリで行ったのがよくなかったのか、前回も力が入りすぎているのかなとか考えることはとてもあります」
-ちょっとリラックスして臨んだ方がいいんですかね。
「そうだと思います。それを番組を通して知れたのでよかったけど、どこまでゆるゆるにすればいいのかわからないのでちょっと3月まで探しながらで、そこからあがっていけばいいなと。昨年のこともあるので、あがっていけることはわかっているので、その時がまだなのかなと思っています」
-今年の目標は?
「やはりグランプリを獲った次の年は頑張りたいっていう気持ちがすごくあるので、もう一度出たいという気持ちが強いので、なんとか流れに乗れたらいいなと思います」
-ファンの皆さんへメッセージをどうぞ。
「たくさんの声援のおかげで最優秀選手賞も取れましたし、また2025年も頑張れているので、応援してもらえるように一戦一戦頑張っていきたいと思います!」