10月9日に西武園でS級特進を決めた森田一郎選手、125期の中で一番にS級にあがりました。
S級初戦の岸和田FIは1着6着2着という結果でしたが、準決勝でS級戦の難しさを感じたそうです。
しかし、S級にあがったことで尊敬する兄弟子の森田優弥選手や山口多門選手らと一緒に走れると気合いが入っているので、今後の森田選手には期待しかありません!
S級特進できたのは今までもらってきたアドバイスのおかげと感謝の気持ちが大きいです!
-デビューからここまで振り返ってどうですか?
「最初はちょっとつまずいたんですけど、その後はS級にあがれたんでまずはホッとしました。けど、毎回毎回学ぶことがあって、濃い3か月です。
師匠(山信田学)や佐々木龍也さんにも『心技体を大切に』と言われていたんですけど、デビュー戦は心は万全だったけど、身体はまだ伴っていなかったので、そこら辺はしっかり心と身体を合わせていったら結果につながっていきました」
-S級に特進した時の心境は?
「ホッとしたというか、嬉しいという感じより何というか感謝の方が大きかったですね。ここから頑張ろうと思いました」
-感謝というのはどなたにですか?
「本当に毎開催、毎開催いい先輩がたと一緒になることが多くて、走り方とかアドバイスをいただいて、自分のレーススタイルを段々と確立してきているのは、先輩たちのおかげなので、色んな人たちのおかげで特進できたと思います」
-125期で一番乗りのS級ですね。
「自分の中でしっかり目標を立てて、その目標が達成できたというのは嬉しいんですけど、125期初S級というのは特に意識していないですね」
-初S級戦はいかがでしたか?
「今までと流れが違いました。初日はカマして逃げさせてもらえたんですけど、2日目は引いても行く場所がなくて。やっとコースが空いたのが1コーナーくらいだったんでそこから持ち出したんですけど、車の出が悪くて全然ダメで、ここら辺がS級とA級の違いだなと思いました。修正して3日目走ったんですけど、ちょっとムリなコースを行ってしまって、そこが今後の課題なのかなと思います」
-確かに3日目は今までにないレースでしたね。
「そうですね、同じことをしてもダメなんで、こういったらなんですけど捨て身で行ってどこまで戦えるのか確かめたかったんです。三重の小西(晴己)君と叩き合って2着で残れたというのは大きいですけど、ラインもバックでバラバラになったし、ゴールで現地集合みたいな形になってしまったんで、そこは本当に反省ですね」
-3日目は山崎(芳仁)さんと連携、同期の歩夢君のお父さんと連携した心境はどうでしたか?
「戦歴も知っていますし、どんな選手かも知っているので、必死に胸を借りる気持ちで頑張りました」
-これで同門の先輩たちと一緒に走れますね。
「これでやっとスタートラインに立てたので、ここからが勝負なんで、一喜一憂せずに(目標に向かって)頑張りたいですね」
-ファンにメッセージをどうぞ。
「まだまだ脚の足らない選手ですけど、一走一走頑張りますのでよろしくお願いします!」