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名輪会理事 山口健治さん インタビュー
インタビュー 2023.02.01

名輪会理事 山口健治さん インタビュー

#スペシャルインタビュー

名輪会理事 ‘江戸鷹’ こと山口健治さん。現役引退して15年になりますが、スポーツ報知競輪評論家そして名輪会理事として、今も競輪界を支えています。

― 昨年を振り返っていかがですか?
遅くなりましたが明けましておめでとうございます。昨年一年間だけど、競輪界の売上が好調だったようで
選手OBとしてもとても嬉しいことだね。選手の賞金にもつながることだから、選手のモチベーションアップになるしね。
レースとしては「脇本雄太」の1年だったね。獲得賞金3億円って、聞いたことがない金額だよ(笑)。
8月の西武園オールスターの完全優勝はお見事だけど、直後に立川競輪場で行われた山口健治杯にも来てくれて、完全優勝したんだよね。選手としての責任感もしっかり背負ってて本当に「あっぱれ」だね。
新人の中野慎詞もインパクトが大きかったね。これからの活躍が楽しみだよ。北日本にも勢いがつくしね。
あと高松宮記念杯で優勝した古性も「あっぱれ」だったな。地元のGⅠっていうのは物凄いプレッシャーがかかるんだよ。しかもS級S班1番車での参加でしょ。毎日寝れなかったんじゃないかな。その中での優勝だから
本当に素晴らしいね。

― 名輪会は昨年どのような活動を?
コロナ禍ということもあり、なかなか皆で集まって活動っていうのはできないので、個々に社会貢献活動をやってますね。井上茂徳代表理事は、福祉施設の子供達とバーベキューをやったらしいし、吉井(秀仁)さんも
弟子を連れて千葉県内の福祉施設を回ったって言ってたな。私も微力ながら毎年立川市の社会福祉協議会に寄付を続けています。名輪会のメンバーは30人近くいるんだけど、昨年は濱口高彰さん、高木真備さんに新しく加入いただきました。高木真備さんは名輪会初めての女性だし、明るくなるね。保護犬や保護猫の活動をしているようだし名輪会としても何かしらバックアップできたらいいなと思ってます。

― 今年の競輪界?
今年も令和の怪物「脇本雄太」が中心で回っていくだろうね。脇本にどう立ち向かっていくか。郡司だったり松浦だったり、北日本の4人のSSだったりに期待したいね。関東勢も若手がどんどん出てきているから楽しみだね。ガールズもスピード抜群の佐藤水菜や新女王の柳原真緒、そして実力者の児玉碧衣と揃ってきたから面白いよね。レースも迫力あるし。今年からガールズのGⅠもできるし益々盛り上がっていくんじゃないかな。

― お客様にメッセージを
今年の年末は4年ぶりに立川にグランプリが戻ってきます。私もいまから楽しみにしてます。その頃にはコロナ禍も完全に終わって、お客様と一緒に盛りあがっていきたいですね。名輪会としても微力ですが、今年も競輪界を引きたてていけるよう頑張っていきたいと思いますので何卒宜しくお願い致します。
競輪場でお会いしたら、気軽に声をかけてください!

山口健治
1957年1月21日生  
2008年12月31日松戸競輪のレースを最後に引退表明 2009年1月選手登録削除
主なタイトル
1979年:日本選手権競輪  1986年:競輪祭  1988年 :競輪祭

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