佐々木悠葵選手がついに共同通信社杯競輪を制し、ビッグレース初優勝を飾りました。
9月18日から21日まで富山競輪場で開催された『第42回共同通信社杯競輪(GⅡ)』は、若手選手も多く、自力選手同士が激しくぶつかり合う開催となりました。その中で、持ち味であるダッシュ力をしっかり発揮して勝ち上がってきた佐々木選手。
佐々木選手はこれまで幾度となくビッグレースの決勝で関東の先頭を走ってきましたが、今回は吉田拓矢選手が先頭を走り、佐々木選手は要となる番手。小林泰正選手が3番手に回ることに。現在の競輪界を代表する自力選手である新山響平選手、深谷知広選手、犬伏湧也選手を相手に先行を見せた吉田選手の心意気を汲み取り、佐々木選手は優勝で応えました。
結婚して初めてのビッグレース となった今回、笑顔で優勝インタビューに答える佐々木選手。今後もさらなる成長と強さが期待できそうです。

ヨシタクがとても強い気持ちのレースをしてくれて、それに応えたいと思い レースに臨みました
-初のGⅡ優勝の心境はいかがですか。
「本当にうれしいです」
-表彰式に出られたり、たくさんの取材を受けられたりして、どうでしたか。
「こんなにたくさんやってもらえるんだ、と感動しました」
-決勝戦を振り返って、関東の番手でしたね。
「ヨシタク(吉田拓矢)がとても強い気持ちのレースをしてくれて、『それに応えないと』と思ってレースに臨みました」

-新山響平選手、深谷知広選手といった強い先行選手を相手に、吉田選手の先行はどうでしたか。
「すごく強かったです。風も強く、最近の中でも最悪なバンクコンディションでしたが、その中ですごく強い先行をしてくれました」
-最終2コーナー付近 で番手から出ていく判断をされましたが、いかがでしたか。
「脚はいっぱいだったんですけど、なんとか最後まで踏めるように無我夢中で頑張りました」
-最後は脚が三角に回るということはありましたか。
「三角というよりも、脚がいっぱいという感じでしたね」
-1着でゴールを駆け抜けたときはどうでしたか。
「(ゴール後)回っているときに(小林)泰正さんが『優勝した』って教えてくれて、それまで1着か2着かどっちかわからなかったので、それくらい必死でした」

-たくさんの声援があったと思いますが、どうでしたか。
「すごかったですね。あんなにたくさんのお客さんが来てくれると思わなかったので、その中で優勝できてよかったです」
-お客さんにもガッツポーズで応えていましたね。
「苦しすぎてあんまりできなかったですけど(笑)」
-これで賞金を積み上げましたね。
「グランプリは夢のまた夢だと思っていましたが、それに現実味が出てきたので、これから練習もたくさんして頑張りたいです」

-年内の男子GⅠは残り2開催ですが、どういった気持ちで戦っていきますか。
「まだ自分はグランプリに出られるか出られないかの瀬戸際なので、一戦一戦頑張っていきたいと思います」
-ファンの皆さんにメッセージをお願いします。
「今回は優勝できてとてもうれしいです。今後も頑張っていきますので、応援よろしくお願いします!」
佐々木悠葵(ささき・ゆうき)
群馬・115期・S級1班 1995年8月4日生まれ 身長180.0cm 体重90.0kg
Q 奥さんが一番喜んでいると思いますが、どんなふうに見送ってくれましたか。
「奥さんは泣いて喜んでいるんじゃないかと思います。彼女は寂しがり屋なんで、ちょっと行ってほしくなさそうでしたけど(笑)、『頑張って』って見送ってくれました」